2023年(令和5年)の活動記録

 

 

12月度要約筆記者現任研修(2023.12.24)

第17回要約筆記養成講座(2023.12.17)

12月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.12.10)

要約筆記者指導者研修 終了(2023.12.10)

下関市人権フェスティバル(2023.12.9) 

第16回要約筆記者養成講座(2023.12.3)

11月度現任研修(2023.11.26)

第15回要約筆記者養成講座(2023.11.19)

長門市人権フェスティバル(2023.11.12)

第14回要約筆記養成講座(2023.11.12)

11月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.11.12)

第13回要約筆記者養成講座(2023.10.29)

10月度現任研修(2023.10.22)

男女共同参画意識啓発事業(2023.10.21)

障害者合同説明会(2023.10.19)

第12回要約筆記者養成講座(2023.10.15)

山口市での会議に遠隔入力で通訳(2023.10.14)

バリアフリー映画会2023(2023.10.14)

10月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.10.8)

第11回要約筆記者養成講座(2023.10.1)

高齢社会をよくする下関女性の会創立20周年記念フォーラム(2023.9.30)

9月度現任研修(20239.24)

令和5年度下関市敬老の祝典(2023.9.17)

第10回要約筆記者養成講座(2023.9.10)

9月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.9.10)

第9回要約筆記者養成講座(2023.9.3)

「愛は地球を救う」募金活動(2023.8.27)

8月度要約筆記者現任研修(2023.8.27)

下関市へ要望書の提出(2023.8.23)

第8回要約筆記者養成講座(2023.8.20)

第7回要約筆記者養成講座(2023.8.6)

第6回要約筆記者養成講座(2023.7.30)

第5回要約筆記者養成講座(2023.7.23

地域福祉推進大会(2023.7.19)

下関市ボランティア連絡協議会交流会(2023.7.15)

わかば基金の支援金をいただきました(2023.7.11)

7月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.7.9)

第4回要約筆記者養成講座(2023.7.2)

6月度要約筆記者現任研修(2023.6.25)

第3回要約筆記者養成講座(2022.6.18)

第2回要約筆記者養成講座(2023.6.04)

長門市戦没者追悼式(2023.6.1)

5月度要約筆記者現任研修(2023.5.28)

第1回要約筆記者養成講座(2023.5.21)

下関市中途失聴難聴者協会総会(2023.5.14)

要約筆記しものせき総会(2023.5.14)

ボランティア連絡協議会総会(2023.5.13)

県要約定期総会(2023.5.13)

4月度現任要約筆記者研修(2023 .4.23)

下関市聴覚障害者福祉協会定期総会(2023.4.22)

要約筆記体験講座(2023.4.16)

4月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.4.9)

山口市の会議の遠隔入力(2023.4.9)

3月度現任研修 (2023.3.26)

令和5年度要約筆記者養成講座の受付開始(2023.3.26)

要約筆記利用案内チラシの更新(2023.3.20)

3月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.3.12)

障害者の理解度促進事業研修会(2023.2.27)

2月度現任研修(2023.2.26)

山口市の会議の遠隔入力(2022.2.25)

要約筆記者登録試験(2023.2.19)

2月度下関中途失聴・難聴者協会定例会(2023.02.12)

要約筆記者登録試験対策勉強会(2023.2.5)

1月度現任研修(2023.1.22)

下関ボランティア連絡協議会(2023.1.21)

 第18回要約筆記者養成講座(2023.1.15)

下関市二十歳を祝う会(2023.1.8)

要約筆記者指導者養成研修 修了(2023.1.1)

 

 

 

12月度要約筆記者現任研修(2023.12.24)

今年最後の現任研修は、OHCを使っての手書き要約筆記の練習でした。

 

何年ぶりかで記憶を頼りにOHC通訳のセッティングをやってみましたが、メイン・サブ・タイマー・ロール引き、それぞれの座る位置でさえすっかり忘れていました。

実際に通訳をやってみると、サブに振ることや、ロールを引くタイミングなども、なかなか上手く出来ませんでした。

最近はパソコン通訳がほとんどですが、手書き通訳は「要約」の勉強になります。

参加してよかったです。

 

研修の後は、「小豆つまみ競争」 (箸で30個の小豆をつまんで、隣の箱に入れる。)で盛り上がり、お菓子とお茶で楽しくおしゃべりも出来ました。

 

来年もよろしくお願いします。

 

 

 

第17回要約筆記養成講座(2023.12.17)

 

第15講 現場実習

 

午前は、機器のセッティングをし、本番同様に通訳の実習をしました。

最初に、前年度の受講生による要約筆記に関するテーマの座談会を通訳実習。

休憩後、中途失聴·難聴者福祉大会の報告を通訳実習しました。

午後からは、午前中に行なった通訳の検証を行ないました。

個人でチェックシートに記入後、通訳者による通訳と受講生の通訳を同時にスクリーンに映し出し、比較して検証し、講師の講評がありました。

受講生からは、本番のようにすることで、色々な気づきがあり、いい経験ができたという感想がありました。

朝から雪がちらつき寒い中、お疲れ様でした。

 

 

12月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.12.10)

下関市中途失聴・難聴者協会の定例会がありました。

 

議題は

 

先月秋田市で開催された全難聴の全国大会に信木会長が出席されその報告がありました。

 

今後の活動計画案などでした。

 

 

要約筆記者指導者研修 終了(2023.12.10)

厚生労働省の委託事業として(社福)聴力障害者情報文化センターが実施している要約筆記者指導者研修は、今年も昨年に続きオンラインを基本に一部のみが対面で行われました。

 

要約筆記しものせきからは難聴者コースを1名が受講し無事修了しました。

 

 

 

下関市人権フェスティバル(2023.12.9) 

 

「令和5年度下関市人権フェスティバル」が、菊川ふれあい会館アブニールで開催されました。

世界人権宣言「すべての人間は、生まれながら自由にして、平等である」

国連(パリ)において1948年12月10日に採択され、この日は国連で「世界人権デー」と定められました。

日本では12月10日を最終日とする1週間を「人権週間」と定められこのフェスティバルも啓発活動の一環です。

本市では、「市民一人ひとりの人権を尊重し合う、心豊かな下関市」を目指し、人権教育・人権啓発に関する施策に取組でいるそうです。

オープニングイベントでは、NHK全国学校音楽コンクール全国大会に3年連続出場された、熊野小学校合唱クラブによる素敵なハーモニーが披露されました。

次に、小・中学生の人権標語・人権作文の入賞者表彰式と標語の発表及び人権作文の朗読。

風化されつつある差別と時代により新しく生まれてきた差別。

どれも子どもらしい瑞々しい視点で切り取られた標語と作文で大人である私も考えさせられました。

幕間には下関手話言語条例の説明とともに手話通訳の方による手話でのふれあいの時間が用意されていて、会場中で一生懸命、手話表現に取り組んでいる雰囲気が幕袖にいる私たちにも伝わってきました。

メインイベントは笠井信輔氏(フリーアナウンサー)による「テレビ災害報道の裏側と人権」と題された講演。

災害時における報道現場の報道者としての使命と人間としての葛藤。

そして事件経過による放送する映像への人権配慮の推移。

テレビ画面からは伺えない裏話や現場の思いを「人権」という角度からお話し頂き感動しました。

 

 

第16回要約筆記者養成講座(2023.12.3)

第12講ノートテイク

 

午前1 講義

連係入力の考え方

①役割分担②交代方法③注意点

などを講師の指導のもと教えていただきました。

 

午前2 実技

美佳タイプの練習  IPtalk立ち上げ 2人入力

午後1  パートナーとの練習

お互い同士で先攻後攻をきめ協力しながら音声入力。

 

午後2  チームセッティング

現場を想定しながらの機器の配置・設定・接続。

 

最後に講師並びに受講生の皆様慣れないことがあったと思いますがお疲れ様でした。

 

 

 

11月度現任研修(2023.11.26)

ネットワークによる通信

まず、Wi-Fiから ZOOMへ。

次にVPNソフトをインストール 接続 その後IP-talkでの 防府市と菊川町の通訳者との

遠隔通信接続を行いました。

いろいろと不慣れな面 多少の 誤差とかありましたが今後に役立つ研修だったと思います。

 

 最後に皆様 頭の中が疲れたかもしれませんがお疲れ様でした。

 

 

 

第15回要約筆記者養成講座(2023.11.19)

第12講 ノートテイク(パソコン)「場面対応・利用者へのニーズへの対応」

 

午前は、個別の対応、臨機応変な対応、利用者の主体性を損ねない対応、普遍的な対応、また、利用者のニーズの対応について学びました。事例検討を行い、正しい対応とは何か、活発な意見が出されました。要約筆記者としての倫理を全員で確認することが事業の信頼性を高めます。

 

午後は、ノートテイク技術についてです。

医療現場を想定した一人入力、公民館まつりのプログラムやお菓子作りのレジュメを使用した2人連携入力の練習を行いました。連携入力は、一人入力とはまた違う難しさですね。受講生の皆さん、長時間お疲れ様でした。

 

 

 

長門市人権フェスティバル(2023.11.12)

 

 11月中旬に入り、突然11月らしい寒さを感じるようになってきたこの日、長門市ラポールゆやで開催された人権フェスティバルに山口県要約筆記連絡協議会からの派遣を受けて通訳に行きました。この日は、要約筆記サークル「ヨニマル菊川」からもおひとりが参加しました。

 標語コンクール、人権の花協力校、人権作文の表彰と入選作文朗読、更生保護法の話、同和問題についてのお話がありました。

 講演は、熊本の「ふるさと元気子ども食堂」代表の宮津航一さんによる『「こうのとりのゆりかご」から始まる第2の人生 ~置かれた場所で花を咲かせる∼ 』。現在二十歳の彼ですが、熊本市慈恵病院で開設された「こうのとりのゆりかご」の第1号として3歳の時に預けられたという生い立ちを発信しながら、引き取られた宮津家で両親と兄5人と一緒に分け隔てなく過ごしてきた経験から、血縁がなくても絆があれば家族になれること、両親をはじめ多くの人に助けられてきたことで自分も誰かのために頑張りたいと様々な活動をしていることなどを話してくれました。会場には地元の中学生が参加していましたが、その子達に問いかけるように話しているのが印象的でした。副題となっている「置かれた場所で花を咲かせる」が好きな言葉だそうで、みんなもそうあってほしいとエールを送っていました。

 

 この人権フェスティバルには何年も前から通訳として参加しています。初めは、要約筆記を知ってもらうために担当者への説明や機材を持ち込んでの前日準備、前ロール作成に必要な資料の請求など時間をかけて打ち合わせていました。現在は要約筆記についてとてもよく理解していただいていて、全体投影のための機材は会場ですべて準備してくれますし、資料もその必要性を理解して十分に準備してくれます。

 要約筆記はまだまだ知らない人が多いので、こうしていろんなところで活動することで、知っていただくきっかけになることや要約筆記を通して難聴など聴覚障害について考える機会になるといいなと感じた一日でもありました。

 

 

第14回要約筆記養成講座(2023.11.12)

第14回要約筆記養成講座(2023.11.12)

第12講ノートテイク(パソコン)

手書きノートテイク、パソコンノートテイクの方法、

留意点、目的、技術、利用者との位置関係、

要約筆記者は利用者にとってどのような配慮、支援が必要なのか

その場その場に応じて、考える必要があることを教わりました。

午後から、講師が例文を読み、

手書きノートテイク実習をしました。

受講生が要約筆記者役となりパソコン通訳の練習を行いました。

 

お疲れ様でした。

 

 

11月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.11.12)

 議題 新年会の件、ポスターの件、山口センター祭りについて、110番アプリについて

 

1)ポスター作成の件

作成をお願いしてるので少し待ってくださいとのこと。

 

2)110番アプリの件

登録しておけば119アプリを登録しなくても併用ができる。

説明があったが、認証コードがどこにきているかわからず、少し時間がかかったが、SMSにきていることがわかり入れることで登録ができた。

 

3)センター祭りに行くに場合

JRで行く場合は四辻駅下車、車の場合は隣に駐車場があります。

 

4)新年会の件

 

  

今日は3人体制の通訳でした。

一人ずつ休憩を順番にとって通訳をすることができました。

 

 

第13回要約筆記者養成講座(2023.10.29)

第11講 チームワークⅠ

    チームワークⅡ

  チームワークでの働き方·幅広い   

 連携·チームワークの技術

 

午前は、機器のセッティング、IPtaIkの使い方、表示用PCのセッティング等を教わりました。

チームでの働き方、幅広い連携の講義では、メインとサブの役割についてや、チームでの連携と情報の共有が大切であるというこを学び、要約筆記者の守秘義務の必要性、振り返りは重要な終了時点の任務であるいうことを教わりました。

 

午後からは、前ロールの作り方、送り方、連絡窓の利用法、8人モニターの使い方、表出した文を、訂正する仕方等を教わりました。

「里の秋」の歌で連携入力練習をした後、講師が読み上げる例文で、4人での連携入力の練習をしました。

 

受講生から、初めての経験で大変だったけれど、楽しかったとの感想が聞かれました。

お疲れ様でした。

 

 

10月度現任研修(2023.10.22)

リアルタイム音声認識アプリ「YYProbe」について

 

本日は、リアルタイムに音声を認識しスマホに表示されるアプリについての研修でした。

以前8月に研修が行われスマホを起点にパソコンデスクトップにも文字表示されるというものです。

ソフトはすでに一部の方はダウンロード、インストールもされてパソコンに表示されるものをスクリーンに映し出して、養成講座のときなど難聴者講師がおられて通訳者のいないときなどに利用されています。

本日の研修では、すでにインストールされているものに更新があるのでそのやり方、まだインストールしていない人はダウンロードしてインストールをする勉強会でした。

更新された人はとても時間がかかっていた様子でした。

ひとくちメモ

・会議を開始してから終了するには、ログアウトし、「終了する」まで進んでクリックしてから終わる。

・文字登録ができる。「太郎/」とか。

・パソコンデスクトップで文字表示し、入力部を出すには、右下角の上向き「>>」を押す。

・文字おこしもできる。

 

 

 

男女共同参画意識啓発事業(2023.10.21)

令和5年度 下関市男女共同参画意識啓発事業

    木山裕策さん 講演会

 

「子育てで深めよう!家族の絆〜コロナ禍で見つめ直したコミュニケーションの力〜」と題して講演がありました。

36歳で甲状腺がんになったことがきっかけで、自身の生き方を見つめ直し、自分の夢であった歌手に挑戦したこと、四人の子育てや家族のこと、ライフワークバランスのことなどについて、とても興味深いお話がありました。

講演の後は、デビュー曲の「home」ほか「翼をください」「涙そうそう」「愛は勝つ」「世界に一つだけの花」「糸」の全6曲の歌がありました。

素晴らしい歌声と歌唱に、会場全体が大変盛り上がりました。

 

 

 

障害者合同説明会(2023.10.19)

 

ハローワークの主催で、多様な人材の活躍促進のための障害者合同説明会が、海峡メッセで開催されました。

障害者を取り巻く雇用関係は依然として厳しい中、今年は27社が参加。雇用を検討する事業者との出会いの場で、面接希望の方々の積極的な情報収集、アピールが行き交っていました。

 

 

第12回要約筆記者養成講座(2023.10.15)

第11講 チームワーク Ⅰ・Ⅱ(パソコン)

・使用機器及びネットワーク

・各担当の役割

・交代の意味と方法

・総合実習

午前は、スクリーン、プロジェクタの設置を行い、表示用のパソコンとプロジェクタの

接続、パソコン同士の接続を学びました。文字通訳のためのパソコン設定、IPtalkの起動、IPアドレス設定を行いました。

午後は、連係入力の方法を学びました。いろはかるた、詩、音楽を聴きながらの連携入力練習です。パートナーの入力をモニターで確認しながら、自分の入力を調整するには、やはり定期的なタイピング練習が大事ですね。

初めての連携入力でしたが、受講生の皆さんは集中力をもって頑張っておられました。

お疲れ様でした。

 

 

 

山口市での会議に遠隔入力で通訳(2023.10.14)

定例会議の通訳でした。

会場の山口市に2人、遠隔入力の下関市に当会から2人が参加。ZOOMで、会場の様子と音声を受け取り、VPNを使って会場と下関市の4人が連携して通訳をします。

 今回はVPNの接続が不安定だったのか、こちらが入力した文字が現場のスクリーンに表示されないことがあり、IPtalkの連絡窓等を使って現場とやり取りをしながらの通訳でした。

 遠隔入力に慣れてきたとはいえ、トラブルへの対応にはまだまだ不安があります。現任研修等できちんと対応できるよう経験を積みたいと感じた今回の通訳でした。

 

 

バリアフリー映画会2023(2023.10.14)

 

要約筆記しものせきも会員となっている下関市ボランティア連絡協議会主催の毎年恒例のバリアフリー映画会が、下関市立川中中学校アリーナ(体育館)で開催されました。

バリアフリー映画は情景の説明アナウンスや字幕のある映画ですが、中学生や地区協議会の方に視覚障害、聴覚障害、車いすなどを理解してもらうミニ講座から始まりました。

さらに補聴器を使われている方への補助設備としてのヒアリングループも設置しました。また、座席もパイプ椅子をズラーッと並べるのではなく、前方の席はシートや座布団などリラックスした姿勢で楽しめる工夫もされていました。

 

 

 

10月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.10.8)

 ・忘年会、新年会について

  場所、候補としてホームページから検索。

  日程、人数について。

・JR新幹線の切符売り場、ETCについて

  みどりの窓口が閉鎖となった所があり、

  切符を券売機で購入。

・山口県聴覚障害者福祉センター「情報センター祭り」について

  案内が着次第、連絡されるとのこと。

・その他

  会員を増やすのに、参加の呼びかけ、チラシを作ってみましょうという意見が出ていました。

 

第11回要約筆記者養成講座(2023.10.1)

第10講 要約の学習

  ・要約の定義と意味

  ・情報伝達における要約

  ・要約実践技術実習

要約の基礎を学び、文章要約の実習を通し、効果的・効率的な伝達ができるよう学習しました。

午前中はテキストに沿って要約の定義や書き方・手法等を学びました。

午後はIPtalkの入力練習を行った後、単語登録をしました。

休憩をはさんで、講師の話を聞きながら「聞こえない方に、情報格差が出ないように要約筆記を提供すること」を目指した入力練習を行いました。

検証をして頂き、ポイントや情報選択の大切さを学びました。

受講生の皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

高齢社会をよくする下関女性の会創立20周年記念フォーラム(2023.9.30)

 

タイトルは[高齢世代の知恵と経験に学ぶ]、NPO法人高齢社会をよくする女性の会(ホーモイ)理事長樋口恵子氏、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長上野千鶴子氏の講演の後、高齢社会をよくする北九州市女性の会代表の冨安兆子氏を交えた鼎談が行われました。

 

 講演や鼎談の中心は、2024年4月に予定されている介護保険法の改正についてでした。

 介護保険は2000年に施行されましたが、3年に1度大きな見直しが行われ、次回は2024年4月の予定だそうです。

 この見直しで、

①利用料2割・3割負担の対象拡大

②要介護1・2の保険給付外し

③ケアプラン有料化

を予定されていることについて、史上最悪の改悪で、法改正に当たっての審議会に当事者がいない中で見直されるものであり、「介護保険制度は持続しても、 要介護高齢者の生活は破壊される。」と3氏がそれぞれの立場で、熱意のある講演や鼎談を行われていました。

 

 よく、判断や決定に迷った時に、「初心にたちかえれ」と言いますが、介護保険の設立の趣旨は、『高齢化の進展に伴い、要介護高齢者の増加、介護期間の長期化など、介護ニーズはますます増大する一方、核家族化の進行、介護する家族の高齢化など、要介護高齢者を支えてきた家族をめぐる状況も変化しており、従来の老人福祉・老人医療制度による対応には限界があるため、介護保険を創設する』というものでした。

 誰のための介護保険なのか、何のために行う介護保険なのか、今一度初心にかえっていただき、高齢者も、その家族も、そして地域の人々も笑顔で暮らせる社会となるよう、願うのみです。

 

 私たちも、「誰のために」、「何のために」要約筆記を行うのか、そして行っていくのか?とても考えさせられるとともに、初心にたちかえらさせていただいた講演と鼎談でした。

 

 

9月度現任研修(20239.24)

今月の現任研修は、山口の情報センター祭で販売する携帯用ホワイトボードを作成しました。筆談するときに便利なホワイトボードです。

まず、布に接着芯、厚紙を貼り、端を折り返して角をきれいに整えます。ペンを刺す部分にミシンをかけます。紐でつながったクリーナーをつけ、ホワイトボードを貼り付けます。

布の質感の違いもあり、難しい箇所もありましたが、皆で和気あいあいと作成し、楽しい時間を過ごしました。

そして、素敵な30冊のボードが出来上がりました。特に、フェルトのクリーナーの可愛らしさといったら!必見です。

この携帯用ホワイトボードをカバンに入れて持ち歩いて、耳の聞こえいにくい人、聞こえない人とコミュニケーションをとっていただけたら嬉しいです。

文字でもお絵描きでもいいのです。伝えたい気持ちが通じ合えたら、とても素敵ですね。

 

 

令和5年度下関市敬老の祝典(2023.9.17)

令和5年度敬老の祝典が80歳以上の方をお招きして午前の部・午後の部と開催されました。

市内最高齢者は110歳女性、男性の方は104歳、

下関市全体では80歳以上の方が34,981名いらっしゃるそうです。

本年度中に百歳をお迎えになる方が男性21名、女性130名で合計151名、対象の方には下関市からお祝い状と記念品をお届けすることとしています。

会場では百歳代表の方、午前は女性、午後は男性の方をお招きしてそれぞれにご紹介と、市長からお祝い状、記念品が渡されました。

 

その後、午前と午後にそれぞれ市内の保育園の子供たちの歌に合わせた体操が披露され、「おじいちゃんおばあちゃん、いつまでもお元気でいてください」とかわいい声が会場にひびいていました。

休憩のあと、「筝友会」及び下関市老人クラブ連合会による芸能披露がありました。

 

市長あいさつのときに言われていたのですが、2期まえの市長までは、市からのお祝い状と記念品を百歳を迎えられた対象者のご家庭にその時の市長が訪問され手渡しされていたとか。

でもその時の対象者は10から20名くらいだったそうで、今年は151名。確実に高齢の方が増えているということになりますね。

「これからも心豊かで幸せな日々をお過ごしになられますよう心より願っております。」(メッセージ文の一部より)

 

 

 

第10回要約筆記者養成講座(2023.9.10)

午前 第9講 伝達の学習

コミュニケーションの歴史伝達 相手がある話しなど話し手・受け手とのやり取りを

学びました。

 

午後 パソコン入力

美佳タイプ・IPtalkでの練習。その後伝達実践技術学習を例題と共に学びました。

 

午前・午後とも内容の濃い1日でしたが受講生他皆様お疲れさまでした。

 

特にコミュニケーションの講義は日常生活に役立てていただけたらと思います。

 

 

9月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.9.10)

 

下関身体障害者福祉センターにて

 

 

9月の定例会は、下関市へ提出した要望書についての報告、第27回全国中途失聴・難聴者福祉大会in美の国あきたの案内、会の親睦活動についての話し合いがありました。

 

市への要望書の報告では、現行の補助で、FAXは4万円の補助があるが、1万円台で購入可能であることから、差額の3万円を補助のメニューにない補聴器へ補填できないか等、市の担当者と協議した内容について会長から詳しい報告がありました。

 

また、会の親睦活動については、コロナが増えている状況で、どのような活動がいいのか、会員の方々から活発な意見が出されていました。

 

 

第9回要約筆記者養成講座(2023.9.3)

午前 第13講 対人援助

社会福祉協議の方による対人援助に関する話があり、相手の話を聞く場面での良い例と悪い例などの話があり、日常生活にも役立つ講義でした。

 

午後①第6講 社会福祉の基礎知識

社会福祉及び社会福祉協議会のあり方などを事細かく教えて下さいました。

 

②第8講 手話

社会福祉協議会の手話通訳士の方による手話通訳のご指導がありました。

皆さんの興味深い手話に対する感じが見てとれました。

 

受講生他皆様 暑い中お疲れさまでした。

 

 

「愛は地球を救う」募金活動(2023.8.27)

日本放送の24時間テレビ46「愛は地球を救う」立会募金活動に参加をしました。

私たちは、幸せの黄色いレシートキャンペーンでお世話になっている、マックスバリュー上田中店の店頭に立ち、募金を呼びかけました。

お昼の時間帯でしたが、買い物客の方が多く居られ、沢山の方に募金をしていただきました。

マックスバリューでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、3年間立会募金は見合わせておられましたが、今年はその終息を受けて4年ぶりに再開されました。

この募金は県別に集計され、募金をいただいた地域の社会福祉や環境保全、国内外の緊急災害支援などに活用されるそうです。

 

 

8月度要約筆記者現任研修(2023.8.27)

リアルタイム音声認識アプリ「YYprobe」のダウンロードとインストールでした。

 

スクリーンには、どなたが発したかわからない文字が次から次へと流れてきます。

周囲の音も拾えているようです。手元で、文字を見ることが出来る。接続は比較的簡単。すごい。

ですが、発言者は名を名のること、話し手は少し間をあけることが大切。

つぎつぎと文字が流れるので、ずーっと見ていないといけない。読む気がそげる。

文字の多さに、やはり要約があると助かる、要約は大切だと感じました。

 

 

下関市へ要望書の提出(2023.8.23)

 

下関市中途失聴・難聴者協会と合同で来年度の市の施策への要望書を提出・説明を行いました。

下関市中途失聴・難聴者協会からは主に補聴器関係の助成対象・助成限度額・福祉機器にタブレットの追加・補聴器用の指向性マイクなどの要望が出されました。

要約筆記しものせきからは市の行事などへの要約筆記の利用拡大・養成講座・派遣事業などについての要望をしました。

 

 

第8回要約筆記者養成講座(2023.8.20)

 

第13講 対人援助

 中途失聴・難聴者の臨床心理

 

中途失聴者・難聴者の年齢やシチュエーションによる様々な課題を講師の体験を踏まえながら理解を深め、支援者として要約筆記者に求められることを知識として学びました。

 

第6講 社会福祉の基礎知識

 日本国憲法と基本的人権の尊重

 社会福祉の理念と歴史

 

基本的人権の概要・社会福祉の理念・歴史の成り立ち・日本の障害者福祉の現状を学び、福祉施策の変遷にもとづいた権利擁護の要約筆記者の役割を理解しました。テーマごとに細かく作成された資料を通し、憲法・社会福祉・下関市が取り組んでいる内容を知ることができました。

難しい言葉も多かったですが、1日を通して知識を深める日となりました。残暑が厳しい中、受講生の皆さん、本日もお疲れ様でした。

 

 

第7回要約筆記者養成講座(2023.8.6)

 

第5講 話しことばの基礎知識

話しことばと書きことばの特徴を理解し、話に追いつくための要約技術を学ぶ

 ・同時性の必要性

 ・短く表現する技術…置換、文末処理

 ・共有情報の活用

 ・IPtalk 表示部は8文字×15行、レイアウトの    設定の確認

 ・美佳タイプ入力練習

 ・講師の方の生い立ちのお話で入力練習、プロジェクターにつなぎ内容を検証

 ・単語登録、Fキーメモの活用

最後に、講師の方から、聴覚障害者の方は情報が少ないこと、IPtalkは利用者さんが

読みやすいように、文節単位で文章をあげるようにとお話がありました。

今日は長時間の講座でしたが、受講生の皆さんは集中力をもって頑張っておられました。

お疲れ様でした。厳しい暑さですが、乗り切りましょうね!

 

 

 

第6回要約筆記者養成講座(2023.7.30)

第5講 話しことばの基礎知識

    ・話しことばと書きことば

    ・話しことばの特徴と活用

    ・基本的な要約技術

 

学習目標

話しことばと書きことばの特徴を理解し、要約筆記に活用する技術を身につける

 

テキスト、パワーポイント、資料、講師の体験・経験を交えての講義を受けました。

聴覚障害者が主体的に参加するには。正しく伝えるためには。

話をよく聞いて、そぎ落とす聞き方を身につけること。無くていい部分は取り除く。

同時性を必要とし、話し手の意図を明確に、聴覚障害者の方に伝えることを教わりました。

ただ、視覚による共有情報(資料や画像等)を使用しているときの話し手の言葉で、「ここ」や「これ」など、聞いた言葉そのままを文字にして表出しても伝わらないことがわかりました。適切な言葉で入力できるようにしたいです。

午後はIPtalkの初期画面の設定も行われました。

 

 

 

第5回要約筆記者養成講座(2023.7.23

第4講 要約筆記の基礎知識Ⅱ基本的な表記)

・要約筆記の三原則と目的の確認

・ミスのない入力,速く確実な変換、正しい文章の確定、

読みやすく、そのためのスムーズな変換方法を学びました。

変換は12文節で。

負担をかけない正しい姿勢。

ホームポジションに気をつけてタッチタイピングする。

静かな打鍵、軽い打鍵を心がける。

・英数字、記号、ひらがな、カタカナなどの表記、

句点 。スラッシュ/、かっこ( )

全角、半角の区別など、教わりました。

  ・Iptalkを立ち上げ、画面の基本設定を行っていきました。

・単語登録を利用して確実な入力、スムーズな変換を教わりました。

 ショートカットキーの機能を使って、入力してみました。

   受講者は講師から補助を受けながら、色んな変換方法、入力方法を

一生懸命学ばれていました。。

暑い中、長時間お疲れ様でした。

NHK厚生文化事業団から援助をいただいたW11の表示機がデビューしました。

 

 

 

地域福祉推進大会(2023.7.19)

 

コロナ禍で規模を縮小して行われていた下関市と下関市社会福祉協議会共催の地域福祉推進大会が久しぶりに市民会館で多くの参加者により行われました。

 

第一部の式典は主催者の下関市長の挨拶の後、功労・協力・善行三部門の下関市社会福祉協議会長表彰、感謝状の贈呈が行われました。

 

第二部は(一社)日本相続知財センター本部 専務理事の鹿内幸四郎さんの講演

演題は『専門用語を使わない障がいのある子の親なき後の「お金」の話』

     ~認知症と相続対策のサキヨミ~が行われました。

障がいのある子どものために15歳からの親心対策が必要、成年後見制度(法定後見・任意後見)のお話など、30年後を起こるかもしれないことに備えての準備の必要性を楽しい話し方で伝えてくれました。

 

下関市ボランティア連絡協議会交流会

 

山口市、下関市のボランティア連絡協議会の合同交流会の通訳でした。

むかしなつかしお手玉会さん、山口盲ろう者友の会さん、Mint健口歯援団体さん3団体の活動報告がありました。

 

むかしなつかしお手玉さんは、手作りのヨーヨーお手玉を参加者の方に配られ、音楽に合わせて、皆でお手玉を楽しみました。

 

盲ろう者友の会さんは、盲ろう者について説明をして下さり、県内では200名程の盲ろう者がいると言われているが自分たちが把握しているいるのは20名程度で、途中から盲ろう者になられた方が、孤立されているのではないか、身近に盲ろう者が居られたら、このような団体の活動があることを教えて欲しいとの事でした。

 

Mintさんは健口歯援団体として健康に関わる知識や意識の向上、歯科疾患の予防、口腔機能の獲得保持等の問題解決を図るということを掲げて、健康相談や講習会を開催されています。

 

各団体の発表の後は質疑応答も活発に行われました。

 

最後に記念撮影があり、要約筆記の通訳者も仲間に入れていただきました。

 

 

わかば基金の支援金をいただきました(2023.7.11)

NHK厚生文化事業団から地域福祉を支援する「わかば基金」の支援金をいただきました。

2025年のW10サポート終了に向けてW11への移行を計画していましたが、この支援金を使って一足早くW11対応のパソコンを導入することができました。

 

 

7月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.7.9)

下関身体障害者福祉センターにて

 前日からの大雨で開催が危ぶまれましたが、9時頃からお昼までは曇り時々雨と天候も落ち着いたということで、会長ほか5人が参加し10時から12時過ぎまで開催されました。下関市から紹介されて会の存在を知り、初めて来たという方の参加もありました。

 7月の定例会は、8月に提出する下関市への要望書についての話し合いでした。当事者団体として、まだまだ十分ではない補助金制度や手帳の申請を難聴者のニーズにあった制度にして欲しいなどいろいろな意見が出ました。会長が取りまとめて、8月中旬に提出する予定だそうです。

 また、聴覚障害や聴覚障害者について、一人ひとり聞こえの状態が違うこと、耳が聞こえない・聞こえにくいだけで聞こえる人と同じように個性を持っていることなど、健聴者に対して勇気をもって理解を求めていこうという意見も出ました。

 JR料金や音声認識アプリの紹介、中途失聴難聴者向けの缶バッジの紹介など、聴覚障害者ならではの情報交換もあり、あっという間の2時間でした。

 

 

第4回要約筆記者養成講座(2023.07.02)

第3講 日本語の基礎知識

    ・日本語の特徴

    ・日本語の表記

    ・日本語の語彙と用法

 

日本語の基礎知識ということで、元中学校教諭の講師の先生から、パワーポイントを使って日本語の特徴をわかりやすく、楽しいお話を交えて教えていただきました。皆さん、久しぶりに学生に戻った感じで講義をを受けられたのではないかと思います。

話し言葉を書き言葉にする要約筆記では、どんな漢字を選ぶかで意味が違ってくるので、言葉を意識して大事にすること、語彙力の豊富さが必要だということを学びました。

受講生からは国語の深い所までの話を聞くことができ、有意義な時間でしたという感想が聞かれました。

お疲れ様でした。

 

 

6月度要約筆記者現任研修(2023.6.25)

社会福祉センターにて

①入力練習

②なんでも質問コーナー

 

①最初に講師の問題を1人入力。

問題の中でセキュリティ・アップデート・IPtalkなどの単語がありましたが、単語の登録を活用することにより速く表出できるようにとのことでした。

次に2人入力で『死生観』というYouTube画像を流しながら練習しましたが1人入力とは違い相手がいるので大変でしたがよい練習になったと思います。

 

②現場での通訳対応

(車の中での対応)でしたが全部筆記していのか?ある程度は要約するのがいいのか?質問がありました。ある方は基本的には全部筆記するとのことを教えられたのことですのでそのほうがいいとのことでした。

 

①②合わせて2時間でしたが皆さんの現場での通訳に役立つ研修だったと思います。

 

 

第3回要約筆記者養成講座(2022.6.18)

 

第4講 要約筆記の基礎知識Ⅱ

 ・要約筆記の目的

 ・要約筆記の三原則

 ・要約筆記の表記

 

午前は、コミュニケーション支援としての要約筆記の目的、表記の基本的な技術を身につけることを学びました。

要約筆記の目的である「その場で役に立つ通訳」の為に、読んで伝わる文章に変える作業「概念の再構築」が重要であることや難聴者の「知る権利」を保証するために要約筆記の三原則である「速く」「正しく」「読みやすく」は要約筆記者が学ぶ目標であり、利用者さんがその場ですぐにアクション出来るように、全ての要素がバランス良く保たれることが永遠の目標であることを学びました。

 

午後は、要約筆記における表記の考え方・利用者にわかりやすい表記がどんなものなのか・セキュリティ対策の重要性について学びました。また、インストールしたIptalk・美佳タイプを使って、タイピングの練習を行いました。

 

受講生の皆さん真剣な表情で学んでいました。蒸し暑い中、お疲れ様でした。

 

 

第2回要約筆記者養成講座(2023.6.04)

 

第2講 要約筆記の基礎知識

 

要約筆記の基礎知識 Ⅰ

 ・難聴者運動と要約筆記の歴史

 ・要約筆記事業の位置づけ

 ・通訳としての要約筆記

 

 

 

午前中は、要約筆記の歴史について学びました。

孤立していた難聴者を結びつけたものと、その時代を知る。そして親睦団体が全国組織へと発展。活動の広がりと福祉向上への要求・全国難聴者協会の全国組織の活動状況を知るという内容でした。

要約筆記の歴史を知り、要約筆記の誕生からOHP導入に至るまで、そして、要約筆記が全国的に広まってゆく歴史を学びました。

 

午後からは、要約筆記事業の位置づけと、通訳としての要約筆記を学びました。

要約筆記は第二種社会福祉事業として法定化されたということ、「通訳としての要約筆記」という視点は聴覚障害者の権利擁護という考え方に立脚しているということ、

要約筆記によるその場情報補償がなされるためには、「速く、正しく、読みやすく」が大切だということを学びました。

 

受講生のみなさんお疲れ様でした。

 

 

 

長門市戦没者追悼式(2023.6.1)

「令和5年度長門市戦没者追悼式」が長門市営の文化施設「ラポールゆや」で厳かに開催されました。

コロナウイルス感染症の流行により、開かれたのは4年ぶりです。

尊い命が失われた大戦から78年もの歳月が過ぎ、時代も昭和、平成、令和へと移り変わっています。

激しい戦いで祖国に帰れなかった方々の無念さ、またご家族を失い困難を乗り越えられたご遺族のご苦労に敬意を表します。とご挨拶があり、来賓の方々から追悼のことばが述べられた後、ご遺族、一般参列者の方からも祭壇に献花が行われました。

 

戦後生まれにとって、戦争のことは想像の中でしかわかりませんが、今現実に起こっているウクライナ戦争のことをネットやテレビで見聞きし、その影響で物の値上げにも関係があると聞けば、遠い地でおこっていることだと一言で片づけられない思いになります。

平和な世の中になってほしいですね。

 

 

5月度要約筆記者現任研修(2023.5.28)

下関市社会福祉センター3F第一会議室にて、5月度現任研修が行われました。

テーマは、IPtalkの便利機能の設定についてです。

F1キーの☑やマイコンピューター・コントロールパネルをデスクトップに表示しておく意味、表出の逆転、知らないうちに☑をいれている箇所があると画面が赤色や黄色になってしまうことなど学びました。

 

講師の先生からは、「今できなくても次があります。学んだことを思い出してもらえればいいのです。気持ちを軽く持って受講して、わからないことは、先輩に聞いてみましょう。

そうしているうちに身についてきます」と温かい励ましのお言葉をいただきました。

入会したばかりですが、通訳の場面で生かされるよう、一歩ずつ頑張っていきたいです!

 

 

第1回要約筆記者養成講座(2023.5.21)

令和5年度の要約筆記者養成講座(パソコンコース)がスタートしました。

今年は5名の方々が受講されます。

第1回では、開講式と講座が行われました。

開講式には、要約筆記しものせきが普段からお世話になっている、下関市障害者支援課長、下関市中途失聴難聴者協会会長の方々が、来賓としておこしくださり、各々に激励のご挨拶を頂きました。

開講式後、記念撮影。

 

講義は、「聴覚障害者の基礎知識」

午前は、難聴者講師より、聴覚障害者のコミュニケーション、中途失聴・難聴者の現状と課題

午後は、山口県立下関南総合支援学校の講師より、耳の仕組みや、補聴器の聞こえ方、実際に音を聞かさせていただいたり、体験しながら、分かりやすく教えて頂きました。

これから18回、長期間となります。

楽しく一緒に頑張っていきましょう。

 

 

下関市中途失聴難聴者協会総会(2023.5.14)

身体障害者福祉センターで下関市中途失聴・難聴者協会の総会が行われました。

 

総会終了後補聴器についての講演がありました。

講演のテーマは

「補聴器を正しく理解し快適に使うために」

 講師は認定補聴器技能者の方

集音器と補聴器のちがい

・集音器は医療機器ではなく音を集めるもの

・補聴器は医療機器です。

購入するには正しい知識を持って購入しましょう。

聴力を調べるには、家、外などいろいろな角度から検討して試してみることが大事。

そして、自分にあった補聴器を使うこと良い。

通販購入は、自分にあった補聴器か調べることができないので避けた方がよいと。

質疑応答で質問が沢山あり、質問に対して分かりやすく丁寧に説明をされていました。

・価格は安いものだと10万からあります。

・最近はスマホ対応の補聴器があり便利。

・補聴器はメンテナンス次第では長く使用することが可能。

年を重ねると健聴者でも、だんだん耳の聞こえが悪くなってきます。

通訳をしながら、とても勉強になりました。

 

 

要約筆記しものせき総会(2023.5.14)

下関市社会福祉センターにて第15回通常総会が

開催されました。

令和4年度の事業・決算報告、令和5年度の事業計画・活動予算が報告され承認されました。

新しく会員になられた方も出席しました。

新型コロナウイルスも季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられましたが、今年度も感染予防に注意しながら、活動をすすめることが、できたらと思います。

 

 

 

ボランティア連絡協議会総会(2023.5.13)

第8回下関市ボランティア連絡協議会定期総会が福祉センターで開かれました。

新型コロナウイルスも季節性インフルエンザと同じ「5種」に引き下げられたので、感染防止協力お願いのアナウンスは今回からはありません。

令和4年度の報告と5年度案が出され議案通りに進められ全て承認されました。

 

総会後は第一回研修会がありました・

演題は「地域でお困りごとを相談しよう」講師は下関市社会福祉協議会、地域福祉課の方。

お仕事で経験されてきた個別事例を含め認知症の方への支援や就労支援などわかりやすくお話をされました。

そのあとの質疑応答では「徘徊しているであろうお年寄りと出会ったらどうすれば良いか」など多数質問があり活発な研修会でした。

 

 

 

県要約定期総会(2023.5.13)

NPO法人山口県要約筆記連絡協議会の第14回定期総会が美祢市の美東保健福祉センターで開催されました。

門田理事長の挨拶、山口県難聴者中途失聴者協会の有延会長の祝辞で始まり、全ての提案議題が承認されました。

 

総会に続き有延会長の講演、1999年から県難協に関わるようになりOHPの通訳を始めて見たときのお話などとても興味深いものでした。

最後に、もっと書いて欲しい・もっと分かりやすくと我が儘も言いますが、要約筆記は大変ありがたいものですと締めくくられていました。

 

 

 

4月度現任要約筆記者研修(2023 .4.23)

 

4月の研修内容 

①入力練習 

②事例検討 

 1. リモート通訳

    2. 団体及び個人派遣 

 3.事前ロール、機器・設定の確認 他

 

通訳場面で直面したさまざまな事例について検討、意見を出しあいました。いろいろな状況を予想し、どう対処するか考えておく必要があること、持ち越し事項に関しては役員会で話し合う、などが決まりました。

 

 

下関市聴覚障害者福祉協会定期総会(2023.4.22)

 

令和5年度第69回下関市聴覚障害者福祉協会定期総会が社会福祉会館で行われました。

コロナ禍で制約されていた多人数が参加しての大会も徐々に以前に戻りつつあるようです。

皆さん久しぶりの再会を楽しんでおられました

 

総会は議事に従って説明が行われ、承認されていました。

 

 

要約筆記体験講座(2023.4.16)

 

 マスク着用が原則個人の判断ということになり、お出かけやイベント開催が少しずつコロナ前に戻ってき始めました。そんな中、今年も川中公民館で開催しました。

 

この講座は、

①市民の皆様に「要約筆記」という支援活動を知ってもらうこと。

②養成講座を受講していただき要約筆記者として活動してもらうこと。

を目的に、さらに

③聴覚障がいについて正しく理解してもらうこと。

④要約筆記の利用を増やしていくこと。

なども含め、下関市中途失聴・難聴者協会(以後「下ナ」)と共催で4月に開講しています。

今年は4人の受講者が市内各所から来てくれました。

 

 前半は、要約筆記についてやどうして要約筆記が必要なのかというお話でした。後半が体験で、

①専用ソフト「IPtalk」を使ったパソコン要約筆記

②紙に書いて伝える手書き要約筆記(ノートテイク)

③タイピング練習ソフト「美佳タイプ」

の3つを、2つのグループに分かれて体験していただきました。

 

 賑やかで和気あいあいとした雰囲気の中、2時間の体験講座はあっという間に終了。下ナ会長の信木様から「ぜひ養成講座を受けて欲しい。」とのエールを受けました。

 講座終了後、早速2名の方から養成講座の申し込みがありました。他の方も受講を検討していただけるようで、会員一同たいへん嬉しく思っています。

 養成講座はどなたでも受講できます。見学も可能です。その際には必ずお問い合わせいただき日程や場所の確認をお願いします。

 

☆おまけ☆

 昨年、体験講座を受けて養成講座を受講してくれた新人会員さん4人が、準備や体験のサポート、片付けにと今年はスタッフとして参加。同期で話も弾んだようです。久しぶりに来てくれた会員さんもいました。これからますます要約筆記者の派遣要請が増えてくるでしょう。会員一同、これからも頑張っていきます!!

 

 

4月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.4.9)

 

午前中は、5月総会の日時、時間、内容についての話、要約筆記者体験講座(4/16)についての話もあり、何人かが参加してくれるそうです。

午後からは、お花見!

2台の車で難聴者と要約筆記者と一緒に、火の山公園と、川棚の響灘・厚島展望台に行きました。

 

少し寒の戻りで、ひんやりしましたが、お天気がとても良く、火の山公園のトルコチューリップが、とてもきれいでした。

展望台からの山陰の海も、見渡す事が出来ました。

限られた時間でしたが、楽しいドライブを楽しむ事ができたと思います。

 

 

山口市の会議の遠隔入力(2023.4.9)

 

年度が替わって初めての遠隔入力は昼間の時間帯での実施でした。

2ヶ月毎に会議の遠隔入力の担当が回ってきます。

大分慣れてきたのか、事前の準備もスムースになり、山口市側の2人と下関市側の2人で遠隔入力を行いました。

 

 

 

3月度現任研修 (2023.3.26)

 

最初に、新たに要約筆記者となった方々に、理事長から要約筆記者証が渡されました。これから一緒に活動できるのを楽しみにしています。

 

続いて、派遣担当から「通訳の流れとリーダーのお仕事」の話。通訳の一連の流れから、リーダーの役割、派遣終了後の報告書に至るまで詳細な説明があり、質疑応答の時間も設けられました。

 

そして、共有情報の有効な活用について。

文字化せずに意味を伝えられるよう、その場にある視覚情報を生かして、PC入力できるよう、練習しました。

 

今年度の現任研修も今月が最後になります。

令和5年度もたゆまず知識・技術の研鑽につとめたいと思います。

 

最後の仕事は養成講座の広報の印刷・発送作業。

 

 

 

 

令和5年度要約筆記者養成講座の受付開始(2023.3.26)

 

上は下関市報4月号掲載記事、下は要約筆記しものせき作成の募集チラシです。

 

 

要約筆記利用案内チラシの更新(2023.3.20)

要約筆記の利用案内三つ折りチラシを久しぶりに更新しました。

表紙をパソコンから手書きに、ホームページや問い合わせにQRコードを導入しました。

また、下関市中途失聴・難聴者協会の紹介もしています。

 

 

3月度下関市中途失聴・難聴者協会定例会(2023.3.12)

 

身障者センター料理室にて

 

障がいのある人もない人も共に暮らしやすい山口県条例について自分の体験を交えて話がありました。

手帳を持っている人が障害者とはかぎらない。

一人の会員が補聴器の良いものをと思うが助成金を受ける対象になっていないから高額なのでどうしたらよいかなど活発な意見が出ました。

 

休憩のあと、スマホの使い方勉強会でした。

 

午後は文字ブロックゲームの仕方(レクレーション)について、今後の活動や予定についての説明がありました。

 

耳が不自由というのは外見からみたらわからない。

災害のときはパソコン、スマホなどの機器はつかえない。

そんな時は手書きだなと思いました。

 

 

障害者の理解度促進事業研修会(2023.2.27)

令和4年度障害者の理解度促進事業研修会の講演会が社会福祉センターでありました

 

  様々な生きづらさを知る~ひきこもり~

  多様な生き方ができる地域社会の現実

 

講師 筑波大学医学医療系 社会精神保健学

   斎藤環先生

 

講演はオンラインZOOMミーティングを利用したリアルタイム配信と会場をつなげるハイブリット型方式で行われました。

初めての経験でした。

講演は75分あり、あっという間に終わり質疑応答へ会場とZOOM参加の方それぞれ1名づつの質問に先生が答えました。

会場の参加者の方は熱心に斎藤先生の話を聞きながらメモを取っておられました。

 

先生はお話の中で、対話とは言葉のキャッチボールだと言われました。

私は要約筆記者として耳の不自由な方たちが少しでも多く社会参加できるように言葉のキャッチボールができる通訳をしなくてはと思いました。

 

 

2月度現任研修(2023.2.26)

 養成講座終了者の方も参加で、研修が行われました。

はじめに2人で連係入力練習。

そして、要約筆記に活用する技術、意図をつかんで再構築する。

テキスト5講の要約技術を改めて学びました。

要約力アップできるように意識したいです。

 

 

山口市の会議の遠隔入力(2022.2.25)

今年初めての山口市の会議の遠隔入力。

昨年末はVPNがダウンしたため、関係の方にご迷惑をおかけしましたが、今日はリベンジではありませんが、会議前にzoom・VPNの設定も無事にできて会議の開始時から入力できました。

山口市側に防府市のサークル「たまご」から2名、下関市側には「要約筆記しものせき」から2名が参加しました。

 

要約筆記者登録試験(2023.2.19)

要約筆記者登録試験が身障者センターで行われました。

1年間の受講の成果を期待しています。

 

 

2月度下関中途失聴・難聴者協会定例会(2023.02.12)

・特定非営利活動法人北九州市難聴者・中途失聴者協会発行の難聴者・中途失聴者のハンドブック

~聞こえのサポート入門書~

の紹介がありました。

 

 

・ラインのトークルームの設定

待ち合わせ場所や迷子になった時の位置を

地図で知らせる事ができる、便利な機能を

手順に従って行ってみました。

 

 

・今年の11月、秋田市で行われる、

全国中途失聴者・難聴者福祉大会に参加されるとのこと。

 

 

雑談的に色んな話もされていました。

 

 

 

要約筆記者登録試験対策勉強会(2023.2.5)

養成講座修了生5名が参加して、試験対策に取り組みました。

社会福祉センターで行われました。

1年間学んだ、テキストの大事なところをチェックしながら、

復習、勉強しました。

2月19日(日)要約筆記者登録試験、合格に向けて、

皆で頑張りましょう。

 

 

 

1月度現任研修(2023.1.22)

YYProbe

(アイシン社の製品、県内の町の窓口で試行中)

・リアルタイム音声認識アプリを各自、携帯に読み取り、会話をしてみました。声で筆談に比べて、精度がいいようです。

色んな、機能があるようなので楽しみです。まだ、勉強途上です。

 

昨年、R4年10月22日の王司公民館 現任要約筆記者研修(山口県聴覚障害者情報センター主催)の報告がありました。

 分かりやすい文章にするために、テキスト第5講【置換】、第12講の要約筆記技術を活用すること。

・皆で、例文を行ってみました。

まだまだ、要約できてなく、技術を活用してないことに気付かされました。

 

2人入力練習

・令和4年度 要約筆記者指導者養成研修を終了された、2人の報告内容の録音を聞きながら、入力練習を  行いました。

 

パソコン文字通訳テキストの内容を、講義の中に取り入れてあることに改めて認識しました。

 

 

 

下関市ボランティア連絡協議会(2023.1.21)

 

令和4年度第2回交流会

「新春一芸大会 みんなで楽しくボランティアの輪をひろげよう」

日時:R5年1月21日(土)13:30~15:30

場所:下関市社会福祉センター 4階大ホール

 

施設訪問分野4団体の発表がありました。

(1) ハーモニカ・ギター演奏

(2) ミニミニコンサート

(3) 初笑い二人芝居

(4) 車椅子レクダンス体操

音楽の方は、皆がよく知っている、優しい曲だったので、ハミングしたり、歌ってみたり、又、手拍子などもありました。

二人芝居は、お題の通り、笑いがでてました。

車椅子レクダンス体操は、曲に合わせて楽しく、体を動かしていました。

冷え込みがそれほど強くなく、動きやすかったのではと思います。

 

 

18回要約筆記者養成講座(2023.1.15)

第14講 要約筆記者のあり方ⅠⅡ

・要約筆記者として、通訳者の倫理

・社会福祉従事者の専門性を学びました。

講師門田先生より要約筆記者の心構えと倫理、専門性を学びました。

通訳を確実に、大事な情報をたくさん当事者に知らせるため、知識、技術を獲得に、たゆまぬ努力が必要なことを学びました。

とても分かりやすく、心に染み入る、お話しだったと思います。

講義の後は、終了式が行われ、受講生一人一人に、

終了証書が手渡されました。お疲れ様でした。

 

 

下関市二十歳を祝う会(2023.1.8) 

 

令和5年下関市二十歳を祝う会(旧成人の日記念式典)が下関市民会館で行われました。

 

 今年は、成人年齢が18歳に引き下げられて初めてとなる成人の日ですが、成人式については、その実施の具体的な方法が法律で定められているわけではなく、その対象年齢を何歳とするか、成人式の呼び方や実施時期をいつにするかについては、法律で定められたものはないことから、市の判断で決められています。

 

 下関市では、対象年齢は二十歳、実施日は成人の日の前日の日曜日、「成人式」を「二十歳を祝う会」とし、新型コロナウイルス感染症拡大防止を図る観点から、会場は卒業した中学校区ごとに午前・午後の2部制として開催されました。

 

 成人の日に式典を行う意義については色々な考えがあると思いますが、市長あいさつや成人の日記念事業実行委員会代表の二十歳の皆さんのあいさつにもあったように、友人や恩師との再開をとおし、「やっぱり地元って良いな。」、「下関市のために何かできる大人になりたい。」と思ってくれる二十歳の若者がいたら嬉しく思います。また、そういう想いを持った若者が一人でも増えれば、地元での就職を考える学生も少しずつ増えていくと思いますし、「下関愛に満ちた式典」を下関市民が応援していく式典に繋がっていくのでは?と思いました。

 

 

 

要約筆記者指導者養成研修 修了(2023.1.1)

厚生労働省の委託事業として(社福)聴力障害者情報文化センターが実施している要約筆記者指導者研修は、今年もコロナ感染拡大防止として4クールを対面講習とオンライン講習の組み合わせで行われました。

 

要約筆記しものせきからは基礎研修コースの手書コース、パソコンコースをそれぞれ1名が受講し無事修了しました。