2019年(平成30年・令和元年)の活動記録

 

 

ボランティア功労者厚生労働大臣表彰の伝達(2019.12.23)

12月度要約筆記者現任研修(2019.12.22)

市民公開講座(2019.12.15)

第17回 要約筆記者養成講座(2019.12.15)

下関市人権フェスティバル2019.12.7)

第16回要約筆記者養成講座(2019.12.1)

赤い羽根共同募金活動(2019.11.24)

11月度要約筆記者現任研修(2019.11.24)

ソロプチミスト定例会で要約筆記の紹介(2019.11.21)

関門骨コツセミナー(2019.11.20)

第15回要約筆記者養成講座(2019.11.17)

2019年度長門市人権フェスティバル(2019.11.10)

第14回要約筆記者養成講座(2019.11.10)

10月度要約筆記者現任研修(2019.10.27)

第13回要約筆記者養成講座(2019.10.20)

バリアフリー映画祭(2019.10.19)

ソロプチミスト社会ボランティア賞受賞(2019.10.8)

第12回要約筆記者養成講座(2019.10.6)

聴覚障害者福祉協会65周年(2019.10.6)

障害者合同面接会(2019.10.3)

第11回 要約筆記養成講座(2019.9.29)

タサン志麻さん講演会(2019.9.28)

県要約NPO10周年記念式典(2019.9.21)

下関市敬老の祝典(2019.9.16)

第9回要約筆記者養成講座(2019.9.1)

8月度現任研修(2019.8.25)

第8回要約筆記者養成講座(2019.8.18)

下関市に要望書の提出(2019.8.6)

第7回要約筆記者養成講座(2019.8.4)

下関総合支援学校研修会(2019.7.30)

7月度現任研修(2019.7.28)

「子どもふれあい教室」(2019.7.27)

地域福祉推進大会(2019.7.24)

第6回要約筆記者養成講座(2019.7.21)

第5回要約筆記者養成講座(2019.7.7)

第4回要約筆記者養成講座(2019.6.30)

上野千鶴子氏講演会(2019.6.29)

男女共同参画講演会(2019.6.23)

6月度現任研修(2019.6.23)

第3回要約筆記者養成講座(2019.6.16)

下関市中途失聴・難聴者協会6月定例会(2019.6.2)

第2回要約筆記者養成講座(2019.6.2)  

ふくふくサポートパネル更新(2019.5.29)

5月度現任研修(2019.5.26)

第1回要約筆記者養成講座(2019.5.19) 

第11回定期総会(2019.5.12)

ボランティア連絡協議会第4回定期総会(2019.5.12)

身障連総会(2019.5.11)

4月度現任研修(2019.4.28)

県要約第10回定期総会(2019.4.27)

要約筆記体験講座(2019.4.14)

ふくふくサポートパネル復活(2019.4.2)

要約筆記養成講座市報に掲載(2019.3.30)

3月度現任研修(2019.3.24)

体験講座を実施します(2019.3.24)

2月度要約筆記者現任研修(2019.2.24)

要約筆記者登録試験(2019.2.17)

要約筆記者登録試験対策勉強会(2019.2.3)

 法人化10周年記念式典・講演会(2019.1.27)

下関市ボランティア連絡協議会30年度交流会(2019.1.26)

第18回要約筆記者養成講座(2019.1.20)

障害者防災講演会(2019.1.19)

下関市成人の日記念式典(2019.1.13)

NPO 法人認証10周年記念講演会を開催します(2019.1.5) 

 

 

 

 

 

ボランティア功労者厚生労働大臣表彰の伝達(2019.12.23)

 

要約筆記しものせきは令和元年度ボランティア功労者厚生労働大臣表彰を受賞しその伝達式が下関市役所で行われました。

下関市長・下関市福祉部長など多くの関係者の列席のもと前田下関市長から表彰の伝達とお祝いの言葉をいただきました。

ボランティア功労者とは「多年にわたり、福祉分野等のボランティア活動を率先して行っている者、又はボランティア活動への支援を行っている者であって、その功績が顕著なもの」に贈られるもので、11/22に東京で行われた全国福祉大会に出席できなかったため中核市である下関市から伝達されたものです。

副賞として、石川県の障害者施設で製作された山中塗の置き時計をいただきました。

この受賞に恥じないよう会員一同努力してまいります。

 

 

12月度要約筆記者現任研修(2019.12.22)

最初の1時間は入力練習。

次の1時間では、いろんな裏技的なことを教えてくださった。

・8人モニターが赤くなった時の戻し方、

目的は入力している人が間違いに気づかないときに赤くして知らせる)

shiftと〇で赤くなり同じくshiftと〇で元に戻る。

・連絡窓について、普段赤くなって知らせるが、

黄色になる場合は、「入力班のみに知らせる」にチェックが入っている。

・表出の逆転

表示画面の文字を下す場合普段はF9で下すがこの場合shiftF9で下す。

・サブ入力ウインドウの使い方

・前ロール表出中に訂正したいとき、入力画面で訂正する方法。

 

等々貴重なことをいろいろ教えていただきありがとうございました。

でも、本番で使いこなすことができなければ意味がないので(ここが問題!忘れないように自分にカツ!!を入れました。

 

 

 

市民公開講座(2019.12.15)

 

海峡メッセでNPO法人おれんじの会(特発性大腿骨頭壊死症友の会)主催の市民公開講座で通訳をしました。

厚労省の指定難病の1つということで、当事者や家族、股関節の病気で悩んでいる人などに幅広く正しい知識を深めようと、骨壊死の研究や治療では第一人者である山口大学医学部付属病院の坂井教授による講義でした。

 パワーポイントの講義で、MRIやレントゲンの写真、模式図をたくさん使って、一般の人にわかりやすく話されていました。

 資料がなかったので、通訳者はそれぞれ事前にインターネットを利用して講師や病気について調べていきましたが、医学の専門用語が多く一生懸命の2時間でした。

 

 

第17回 要約筆記者養成講座 (2019.12.15)

本日は現場実習(連係入力演習)でした。

 

午前中は機器セッティングがスムーズに行われるように技術を磨いた後、現場実習の目的を理解し、事前の主催者との打ち合わせ、通訳者間での打ち合わせに何が必要かを学びました。その後実際に4人連係入力を行い、午後からは検証を行いました。

 

講座もいよいよ大詰めです。次回は外部講師による講座です。

 

 

 

下関市人権フェスティバル2019.12.7)

 

 会場:菊川ふれあい会館(アブニール)

 

東部中学校の吹奏楽部による

素敵な演奏のあと、

標語・作文の表彰式。

 

講演はパラリンピックの水泳で活躍された

伊藤真波さん。

事故により右腕を失ってからの壮絶な治療の様子、

義手による看護師の仕事、子育ての大変さなど

話されました。

最後は義手による心震わせる

バイオリンの演奏でした。

 

 

第16回要約筆記者養成講座(2019.12.1)

 

  テキストのテーマ

 

第12講  ノートテイクⅡ

 

ノートテイクの技術

 

第15講 連携入力

 

二人書き及び連係入力

 

 

今日の講義は、午前中はノートテイクの技術ということで、二人での連携入力の練習をしました。

 

今日は、会話を聞きながら、二人で入力する時のタイミングなどを確認しました。

相手の入力を見ながら入力するのは大変ですが、かなり上達しました。

 

午後は、自分たちで機器を設定しグループでネットワークを作って、4人の連携入力の練習をしました。

タイマーを使っての交代のタイミングや、入力ミスの訂正など、次回の現場実習に向け、それぞれが役割を持って入力することができました。

 

 

赤い羽根共同募金活動(2019.11.24)

ゆめシティ下関にて、「赤い羽根共同募金」の呼びかけをしました。

 

 

参加人数11名で13時半から約1時間 二班に分かれて風船と赤い羽根そして募金箱を手に、「赤い羽根の共同募金にご協力をお願いしま~す!」

 

風船に惹かれて子どもさんたちが寄って来てくれ、お父さんお母さんが募金に協力してくださいました。

 

この日は他の団体さんも同じ募金活動をされていて、重ならない場所を探すのが大変でした。

 

さて、いくら集まったかな? 

 

一人一人は少しの金額でも、たくさんの人が協力してくれたら大きな金額になります。

 

皆さんもご協力お願いしま~す!!

 

慣れない大声を出して終盤は声も少しかれてきましたが、とても気持ちが良かったです。

 

 

 

11月度要約筆記者現任研修(2019.11.24)

 

今日の現任研修は、4つのソフト(IPtalk、Softalk、Bandicam、IPtalkの練習リモコン)の使い方を学びました。自分の入力を見ることで、入力のくせと無駄な動きの確認ができ、要約筆記の練習にとても有効だと思いました。

 

 

 

ソロプチミスト定例会で要約筆記の紹介(2019.11.21)

国際ソロプチミスト海峡下関の定例会で要約筆記の紹介をする機会を得ました。

要約筆記とはどういうものなのか、難聴者はどのくらいいるのかなどから始まり、ノートテイクや全体投影などの手法、福祉事業としての位置づけ、利用するための費用は下関市ではかからないことなどの説明を行いました。

また、最新の音声認識技術を使ったスマホの音声を文字に変換する機能などの紹介とデモンストレーションも行いました。

 

 

 

関門骨コツセミナー(2019.11.20)

 国立病院機構 関門医療センターでは入院患者や通院患者を対象に様々な病気について解説したり指導したりするセミナーを行っています。

今回は主に骨粗しょう症関連の「骨コツセミナー」へ通訳に出かけました。

関門海峡の東側の海を望むJ明るい7階のテラス(休憩したりお見舞いの人たちと話したりできるスペースです)で毎週行われているそうです。

今日は「骨を丈夫にする食事について」と「骨折の看護について」管理栄養士と看護師の話がありました。

 

 

第15回要約筆記者養成講座(2019.11.17)

 

本年度の養成講座も、今回を入れて後4回になりました。

 

午前中は、「チームワーク(講義)」を、機器の設定から行いました。

チームでの役割、チームとして成果を出すということや、利用者にわかりやすく情報提供を行い、理解を得ることが重要であることを、教わりました。

 

午後からは、チームワーク(実技)を行いました。

今年度の受講生は、パソコン入力技術も伴っており、大変スムーズに行えました。

 

この調子で残りの講座も頑張っていきましょう。

 

 

2019年度長門市人権フェスティバル(2019.11.10)

 

 「~市民一人ひとりの人権が尊重された心豊かな地域社会を目指して~」というサブタイトルがついた人権フェスティバルが長門市ラポールゆやで開催されました。

 

 まずは、長門市の向津具小学校、通小学校に「人権の花」協力校として感謝状が贈られました。また、全国中学校人権作文コンテスト萩地区大会の入賞者山﨑草太さん、田中幸成さん、綿貫友里乃さんが表彰され、山口県最優秀賞を受賞した山﨑さんは入賞作文を朗読しました。

 

 講演会では、TVや雑誌で活躍中のMtFトランスジェンダーの女性弁護士、仲岡しゅんさんが、「性的マイノリティって何?~楽しく学ぶジェンダー、セクシュアリティ~」という演題で約1時間半講演されました。この講演には地元菱海中学校の生徒も参加。前半はLGBTなど性的マイノリティについての一般的なお話、後半はご自身の経験や体験談などを大阪生まれ大阪育ちの仲岡弁護士が大阪弁で笑いを交えながらわかりやすい言葉で語られました。

 大人の何気ない言葉から、小さい子どもでも「男だから」「女だから」という言葉に縛られていることを知り、ジェンダーフリーという言葉の実践がとても難しいことを感じました。性別ではなく、その人自身の感性や能力を認めることのできる大人(親?)になりたいと思いました。

 

 さて、通常4人でするパソコン要約筆記。今回は、要約筆記しものせきから2人の要約筆記者しか派遣できず、後2人は遠く防府からの派遣でした。山口県各地で、もっと要約筆記者が増えて欲しと思った今回の通訳でした。

 現在養成講座を受講中のみなさん、登録試験までぜひぜひ頑張ってください。そして一緒に要約筆記の活動をしましょう!!

 

 

 

第14回要約筆記者養成講座(2019.11.10)

 

第11講チームワーク

午前:

 〇パソコンの設定

   ・音の設定

   ・スクリーンセーバー設定

   ・省電力設定

   ・電源はACアダプターを使う

   ・セキュリティーは最新の物を

   ・Wi-Fiは切っておく

    〇IPtalk みんなでつなぐ

   ・機器のセッティング

    スクリーンプロジェクタ→   各自でセットしてみる

 

 午後: 〇連携入力

        ・二組に分かれて行う→いろはカルタ・俳句・歌謡曲

                       パートナーを変えて入力

 

 3名の受講生の方たちは機器の設定も説明を聞きながらすぐ出来ていました。

 又、テキストにそってパソコンの設定も問題なく出来て、午前、予定の時間より早く終えることになりました。

 午後の連携入力もスムースな入力だったと思います。感想も楽しかったとのことでした。

 これから経験を積み重ねることが必要ということも

 

 

 

10月度要約筆記者現任研修(2019.10.27)

 

IPtaIk9t67b音声入り練習リモコンを使って入力練習を行いました。

 

インストールしていない人にはインストールし、読み込みをし、準備をしました。

設定後音声リモコンで練習。

速度は、その人の速さに合わせてくれる。

単語登録は使わない。要約しない。全文入力する。聞く溜めをする訓練の為。

各自他の人の迷惑にならないようイヤフォンを使い練習しました。

 

練習リモコンは、合成音声で読み上げられるテキストを聞きながら入力します。

入力速度、訂正、入力エリアにためないで上げる回数を多くするなどで得点を計算するものです。

ミスタッチなくかつ十分な速さで入力出来るよう一人で練習できる優れものです。

 

 

第13回要約筆記者養成講座(2019.10.20)

第13回の講座は、松田講師、柳講師、伊藤講師に講義を行っていただきました。

午前の講義は、第12講「場面対応・利用者へのニーズの対応」で、原理原則抑えながら、場面に応じた適切な判断、対応が利用目的の達成につながる考え方の基本を抑えるということを学び、ノートテイク画面で起こりやすい事例を、受講生の皆さん各自で考えて、発表していただきました。

 

午後の講義は、第12講「場面対応・ノートテイクの技術<パソコン>で、IPトークの入力画面の設定や単語登録を行い、場に応じた適切な通訳の意味を理解し、利用者の利用目的が果たせるよう入力を学び、パソコンノートテイクの実技を行いました。また、料理のレシピの通訳実践を行い、その通訳でおいしい料理が出来上がるかなど、楽しく入力練習を行っていました。

受講生の皆さんも、パソコンノートテイクに少しずつ慣れてきたようで、苦労しながらも真剣に学んでいました。

 

 

 

バリアフリー映画祭(2019.10.19)

 

下関市ボランティア連絡協議会主催のバリアフリー映画祭第3回がしものせき環境みらい館で開催されました。

映画を鑑賞する上で様々なアクセスバリアを抱えた人たちと共に映画を楽しめるよう環境を整えた映画で、音声での風景や状況などの説明、字幕がついています。

また、会場内では車いすの方のための鑑賞スペースを用意しています。

今年の上映映画は「博士の愛した数式」

主演寺尾聡、深津絵里ほか。

今年は昨年の反省でスクリーンの位置や大きさに改善が見られます。

とても多くの方の参加がありました。

写真は上映前の主催者のあいさつ、手話と要約筆記がつきました。

 

 

ソロプチミスト社会ボランティア賞受賞(2019.10.9)

 

要約筆記しものせきは公益財団法人ソロプチミスト日本財団の2019年度社会ボランティア賞を受賞しました。

ソロプチミスト日本財団の表彰は、女性研究者賞・ドリーム賞・千 嘉代子賞・社会ボランティア賞・学生ボランティア賞があり、このうち社会ボランティア賞は、地域のニーズに適合した地域密着型のボランティア活動を継続的に行い、誠実に責任を果たしている人を称えるものです。

私たちの、地域における要約筆記の活動を高く評価していただいたことを大変嬉しく思います。

本日、京都市の「みやこめっせ」で行われた公益財団法人ソロプチミスト日本財団の設立40周年記念の式典で各賞の贈呈式が行われました。

式典では京都府知事、京都市長、裏千家前家元が祝辞を述べられ、全国から集まった2300人のソロプチミスト会員の参加があるなどとても大規模なものでした。

 

 

第12回要約筆記者養成講座(2019.10.6)

第12講 ノートテイク

午前中は、ノートテイクの講義がありました。主観は入れずに要約することが、大事だと教わりました。

    午後は、ノートテイクの実習をしました。最初手書き実習をし、次にパソコン実習をしました。実際難聴者の方に通訳することで、講義だけでは分からなかった大変さや面白さ等も、実感できたのではないかと思います。

要約筆記の三原則(速く、正しく、読みやすく)の大切さを、改めて実感できた講座でした。

 

 

聴覚障害者福祉協会65周年(2019.10.6)

 

下関市聴覚障害者福祉協会創立65周年記念式典が福祉センター大ホールで盛大に開催されました。

以下、「65年に想う」と題し、進行の栞の中の言葉より抜粋させていただきました。

 

  『当協会は聴覚障害者の社会参加を目指し、身体障害者団体関係の仲間づくり、いろいろ

  の形の中で関係機関、諸先輩、手話通訳者、手話会会員の方々の支えがあって、ここに創

  立65周年を無事に迎えることができました。まことにありがたくともに喜び合いたいと思

  います。』

 

今年10月に念願の「山口県手話言語条例」(手話を言語として普及させるための条例)が成立。

また下関市でも積極的に活動して参ります。との祝辞がありました。

来賓の方々、もちろん会員の方々、今日はさわやかなお祝いのムードが会場に満ちていました。

 

 

障害者合同面接会(2019.10.3)

 

ハローワーク下関と厚生労働省山口労働局の主催による令和元年度障害者合同面接会が海峡メッセのイベントホールで行われました。

最近の障害者雇用制度、働き方改革などにより障害者の雇用環境は変化していますが地元の企業と障害を持つ求職者のマッチングの場として開催されたもので、多くの求職者、企業が参加していました。

聴覚に障害のある方の参加も見込まれていて、手話と要約筆記がつきました。

要約筆記しものせきにとってこういう場での要約筆記は初めてで、面接の進め方の説明などは全体投影を、障害のある方の面接にはノートテイクで対応しました。

 

 

 

第11回 要約筆記養成講座(2019.9.29)

 

本日の講師は信木講師、村川講師、金子講師です。午前中は文章要約における要約、情報選択の考え方、情報伝達における要約について学びました。午後からは実践実技で600字程度の文章を要約文にする練習や音源入力の練習を行い、原理原則を押さえた入力、ポイントを押さえた入力になっているかの検証も行いました。最後に信木講師から総評を頂き終了しました。講座も後半です。次回はノートテイクについて学びます。

 

 

タサン志麻さん講演会(2019.9.28)

市民会館にて、タサン志麻さんの講演会が開催されました。

予約の取れない伝説の家政婦さんで、テレビ雑誌などで活躍されている方ですが

出身が長門市と言うことで親しみやすく、会場は95%の人が女性でした。

フランスに長く住んでいて、フランスでは食事を楽しむ習慣があるが、日本の女性は台所に長くたち、食事は短時間で終わることが多い。

もっと料理の時間を短くして、家族との食事の時間を楽ししんでほしい。ゆっくりした時間を持ってほしいと思う。

そのためには、手際の良い料理作り、材料も家にあるもので作るという事が大事という内容でした。

ペンを片手にメモを取っている人が多かったのが印象的でした。

皆さんうなずきながら聞いていました。

とても有意義な時間でした。

 

 

 

県要約NPO10周年記念式典(2019.9.21)

 

NPO法人山口県要約筆記連絡協議会設立10周年記念の会並びに講演会が、山陽小野田市きらら交流館で開催されました。

要約筆記しものせきからも要約筆記通訳の担当の他多くの会員が参加しました。

門田理事長の挨拶では1984年の任意団体山口県要約筆記やまぐちの設立から始まる県要約の歴史などの話がありました。

続いて県の支援課の河地様(佐藤課長の代理として)、県社協の藤田様(隅会長の代理として)、県中途失聴・難聴者協会の有延会長からのご挨拶をいただきました。

午後からはNPO法人全国文字通訳研究会の宮田副理事長(NPO法人みみより会の理事長でもあります)の「文字通訳とは? ~”聞こえる”から”聞こえない”体験を通して~」と題しての記念講演がありました。

宮田様の聞こえなくなった年代ごとの出来事や仕事の様子、文字通訳との出会い、人工内耳で聞こえるようになって、要約筆記の”ミスと下手がわかった”というお話や、素朴な願い・・使われた言葉、言い回しを伝えて欲しいとの願いで文字通研が発足したなどとても楽しくお話をいただきました。

講演後全員で宮田様を囲んで交流会、全員が思いを話しました。

 

 

下関市敬老の祝典(2019.9.16)

下関市民会館で「下関市敬老の祝典」が、午前の部、午後の部にわかれ行われました。

敬老の祝典は、80歳以上の方が対象で、市内で32,865名いらっしゃいます。

市内の最高齢者は、111歳の女性で、山口県内の最高齢者です。

男性の方では、103歳が最高齢者です。

本年度中に100歳をお迎えになる方は、男性15名、女性114名いらっしゃるそうです。

 

当日は、本年度中に100歳をお迎えになる方に、前田市長からお祝い状、記念品、そして花束が贈呈されました。

午前の部では、名池保育園、午後の部では垢田こども園の皆さんによる「お祝いのことば」、下関市老人クラブ連合会の皆様による芸能が披露され、参加者の笑顔があふれていました。

 

人生の途上で失聴した人や難聴になった人、特に音声会話が成り立たなくなった喪失感から、孤立しがちな中途失聴者・難聴者の方々の情報保障としての要約筆記の重要性はもちろん、高齢となられ、聞きづらいといった方にも、コミュニケーション手段としての要約筆記の重要性を、再認識できた一日となりました。

 

 

第10回要約筆記養成講座(2019.9.8)

午前は、社会福祉士の花貫一博先生を迎え、

13講のカウンセリングの基礎理論・対人援助の基礎理論について、身体機能が低下した高齢者の気持ちが理解できるよう、特殊な装具(重りの入ったベスト・ひざカバー・白内障のように見えるゴーグル・ベッドホン)を身に着け2名1組になり、介助する側とされる側の立場を体験しました。

 

午後からは、言語聴覚士の緒方啓一先生を講師に迎え,中途失聴・難聴者の離床心理と題しての講義を受講しました。

要約筆記者として、難聴者や聴覚障害者を支援「対人援助」の立場を理解する。

対人援助のために、何が必要か?中途失聴者・難聴者の臨床心理について事例を

もちい受講者皆で考えてみました。

支援者として必要なこと、

①状況把握力

②コミュニケーション能力

③専門家との連携を学びました。

 

講座もいよいよ、折り返しとなりました。皆さん、頑張りましょう。

 

 

 

 

第9回要約筆記者養成講座(2019.9.1)

 

第9回養成講座第 は社会福祉センター3Fで9月1日10時~16時開催されました。

午前中は第9講「伝達の学習Ⅱ」ということで松田講師、伊藤講師、岡本講師の担当です。伝達のゲームを通して正確にものの有り様を言葉や絵図で表現する事の難しさをあらためて学んだり   三森さんのDVDからも学習しました。物語の構造とパラグラフについてや、議事録というものに関しても学ぶ事ができました。

 

 午後は下関市障害者支援課の吉田様に講師としておいでいただいて第6講、第8講「社会福祉の基礎知識」の学習です。大きく憲法の基本的人権などの根本精神から始まって、社会福祉の細かい諸知識に至るまで、とくに下関市の取り組みを含めての38ページに凝縮されるパワーポイントを使っての詳細な解説が3時間におよび、受講生5名、懸命に質問しながら学びました。

 

いつものように4人連携のパソコン通訳も同時進行で遂行されました。

 

 

 

8月度現任研修(2019.8.25)

 

前半はパソコン入力練習です。まず、難解な単語を速く出す為に、単語登録の確認をしました。難聴、聴覚、コミュニケーション等の単語です。次に難聴者の話を聴きながら2人連携入力を行いました。最近はパワーポイントを使用される事が多く、ここ、そこなどの言葉には補足が必要だということを学びました。

 

後半は医療受診する難聴者に対してサポートしている要約筆記者のビデオを見ました。インタビューの際に難聴者の方が筆談機より、要約筆記者の方が的確に伝えてくれるという言葉が印象的でした。最後は下ナの9月の旅行について会員で相談した時の話し合いを手書き連携入力しました。手書きの際には名前がわからない場合にはスラッシュだけでも入れる、二人の筆の太さを合わせる、まん中に人がいるイメージで書く等を確認する事が出来ました。

本日は参加者も多く、新会員3名を含む14名の参加となりました。

 

 

第8回要約筆記者養成講座(2019.8.18)

下関市福祉センター 3階 第一会議室

(第9講) 伝達の学習(10時~12時)

 ・コミュニケーションの基礎理論

 ・情報保障の基礎理論

 

〇コミュニケーションの目的

 1.情報共有

 2.感情を共有

 3.場面の共有

 

〇コミュニケーションの特徴

 1.共通の言葉は要らない

    身振り、手振り、表情、視線

    話し方、抑揚、トーンなどを使用

 2.「意味」は受けての反応による

    送りての意図とは違う事も有る

 3.受けての反応から始まる

    主導権はうけてにある

 (要約筆記者として、会場の様子など、その場の情報を伝えることの役目は重要な事だと認識させられました。)

 

 

(午後)社会福祉の基礎知識

・社会福祉協議会と地域福祉活動

  13:00~16:00の間、時間を感じさせないくらいに分かりやすく、

  身近に感じられるようにお話しして頂きました。風邪気味の中、

  ありがとうございました。

 

・手話通訳ついて

  直ぐに覚えられる手話を幾つか教えて頂きました。最後に

  「翼をください」を皆で歌いながら、手話で行いました。

  手話が付くと柔らかく伝わるという事で伝わったと思います。 

 

 

 

下関市に要望書の提出(2019.8.6)

 

令和2年度の中途失聴・難聴者の自立支援と要約筆記事業について、予算編成時に考慮していただく事項について、毎年下関中途失聴・難聴者協会と一緒に要望書を血出誌説明会を持っています。

今日は台風8号が最接近し大雨となりましたが障害者支援課に説明に行きました。

自立支援に関して6項目、要約筆記に関して4項目の要望を行いました。

 

 

第7回要約筆記者養成講座(2019.8.4)

養成講座第  5講は社会福祉センター3Fで10時~16時開催されました。

午前中は「話しことばの特徴と活用」ということで柳講師、金子講師の担当です。

同時性の考え方、短く表現する技術、共用情報の活用をテキストを基底に学びました。

 午後はIpTalkの設定のおさらいから始まって一人入力の実践に挑戦しました。動揺を聞き取りながらの入力、短い語りかけ、アナウンス的なことばの入力、二人の会話を聞き取りながらの入力などを省力化訓練を兼ねて練習しました。受講生各人のできばえの講評もありました。

 

受講生は暑さにめげず熱心に聴講、疑問点は積極的に質問しつつ学びました。

 

 

下関総合支援学校研修会(2019.7.30)

 山口県下関市の下関総合支援学校で「令和元年度人権教育研修会」が、7月30日の午後1時30分から、同校のスクーリング室でおこなわれた。

 研修会では、「LGBTQ+の子どもたちも安心して通える学校へ」と題して、講師の小野アンリ氏が、1時間半にわたって講演をおこなった。小野氏はおもに福岡市を中心に活動している市民団体FRENSの代表である。

 小野氏は、性の多様性に関する基礎的な知識、子どもたちの相談やそれへの対応について、学校でとりくめることはどんなことか、などの柱にそって、多様な性の子どもたちの実際を、さまざまに示しながら話した。

 この研修会には、同校の教職員や下関管内の各学校から約100人が参加した。会場をぎっしりと埋めた人たちは、関心の高さをあらわし熱心に聞き入った。

 

 

7月度現任研修(2019.7.28)

 

前半はPC入力練習です。まず子ども向け教育TV番組の歌「友だちになろう」を一人入力、二人連係入力で始まり、その後樹木麒麟さんが語る「ガンと上手に付き合う」話や山口県立南総合支援学校、古田先生の「伝音性難聴、感音性難聴など」についての話などを教材として二人づつのペアでLANケーブルをつないだ連係入力練習をしました。

 後半は手書きによる練習です。下ナ定例会の模様を記録した録音テープを教材として、やはり二人ペアでA4用紙に二ページづつの交互担当での手書きを実践練習。最後に各ペアのできばえをスクリーンで全員見ながら先達の講評を受けました。

 先達の東さん、村川さんが担当して下さって総勢11名で研鑽の時間を持ちました。

 

 

「子どもふれあい教室」(2019.7.27)

 

黒井地区社会福祉協議会主催の「夏休み子どもふれあい教室」が黒井公民館でありました。

今年は「障害を知ろう」がメインテーマ。5回シリーズの第1回目に、要約筆記の「手書きボードづくり」を取り上げていただきました。小学生、中学生、大人の方も参加され、完成した後は、互いに筆談でコミュニケーションをとりあいました。

「初めてミシンで縫ったけど上手にできた」「書いて伝えるのって難しい」「聴覚障害の人へのコミュニケーション方法を知った」など、各自が作成したボードに感想を書いて発表してもらいました。

2回目以降には、独居高齢者 会食会のお手伝い、手話教室、ボッチャ体験、車椅子体験、があるそうです。

 

 

地域福祉推進大会(2019.7.24)

 

令和元年度下関市地域福祉推進大会が下関市民会館大ホールにて開催されました。

社会福祉の振興に貢献し功績のあった個人、団体に対し表彰状が授与されました。

続いて

「大切な人を守るための防災」

~平成の災害から見直そう私たちのくらし~

と題して、山口市出身の気象予報士・防災士の坂本京子さんの講演がありました。

毎年のように起こる豪雨災害や日本各地で頻発する震度5強以上の大規模地震。

これからの気象災害は、「いつでも」「どこでも」「これまでの想像を超えた規模で」起こる可能性があるそうです。

「私の町は過去に大きな災害はなかったから」ではなく、「あの町と同じ災害に見舞われたらどうなるのか」の視点で対策や備えが必要なこと。

また自分たちの地域は自分たちで守る。

日頃から「話し合える」関係づくりが、災害に強いまちとなるなど。

自分の命は自分で守るため、寝室には常に「非常用持ち出し袋」を用意しておく。

阪神・淡路大震災を経験された方ならではの貴重なお話で、近年の異常気象を考えると

「防災」の大切さをより強く感じられた方も多かったと思います。

 

 

 

第6回要約筆記者養成講座(2019.7.21)

 

講座の内容は、第5講話ことばの基礎知識

話しことば

話しことばの特徴と活用

基本的な要約技術

 

 

雨の中5名の受講者が参加

午前中は、難聴者の中務講師の話

難聴者の方は話者の言葉をそのまま知りたい

。要約に出会って30年になる、小さい時は夢を持てなかったが、今は気持ちが変わった。

話しことばと書きことばの相違点

話しことばでは、①その場で考えて話す。②聴覚で受信する。③話し手と聞き手が同じ場所にいる。に対して聞きことばは、①前もって準備して書く。②視覚で受信する。③聞き手と読み手には距離がある。

要約筆記は話しことばと聞きことば両方兼ね備えている。

要約筆記者は利用者に話者の話しを明確に速く伝えないといけない。それが利用者の参加という。権利を保障することにつながる。

話しことばの特徴を理解し、うまく要約筆記に活用していくためにテクニックとして聞き分け、削ぎ落としといくものを学ぶ。

 

午後からは、基本的な要約技術

PC削ぎ落とし等の実習

 

講師からの注意事項として、入力部に文字を溜め過ぎない。スクリーンに上がらないと利用者が読めない。文章に句読点を付ける。

 

 

第5回要約筆記者養成講座(2019.7.7)

午前は要約筆記基礎知識Ⅱ

 

今日は、通訳がOHC(手書き)通訳だった。

今日の講義の内容に深く関わっていた。

手書き通訳の場合は、

1、略号、略称、数字の表記、記号、符号、アルファベットなど、表記についての約束事がある。

2、メーンとサブが書く文字の太さが違うと読みにくいので、事前に準備する。

3、訂正の仕方など決まっている。

4、利用者の負担軽減を考えた通訳を行う。

午前中の講義の中で受講生からの質問

 3~6人と2、3年の表記の違いが理解できない。

 

講師の説明

 3~6の場合は、文字に幅がある(4桁)

 2、3年は2桁

 なんど講師が説明しても理解しにくいようだった。

 通訳は文字起こしではないので、話し手が話した通りに書いていくだけ。

 

午後はPC実技。前回の復習。

IPtalk設定。基本の設定。。

美佳タイプ、練習したら、プリントに、日付、文字数書く。

聞こえたとおりに、打つ練習。

 

今日は1年ぶりの0HC通訳でした。

久しぶりだったので、とても緊張したが、メーン、サブ、引き手、タイマーの4人が協力して、終わることができました。

PC通訳と違い手書き通訳は大変ですが、機械の文字と違い、温かみがあるように感じました。

受講生に、なぜ、略号、略称などの約束事が必要なのか、少しは理解していただけたかなと思います。

今は理解できなくても、講義や、実習を重ねていく内に少しずつ、わかっていくことでしょう。

OHC通訳連携プレーすごいです。ばっちりでした。さすがです。

 

 

 

第4回要約筆記者養成講座(2019.6.30)

講座の内容は、第3講の「日本語の基礎知識」です。

  ・日本語の特徴

    1.音声言語と文字言語

    2.日本語の音韻(音素)

    3.日本語の表記

    4.日本語の語彙

    5.日本語の文法の特徴

    6.付属語の役割

  ・暦法について

 

 講師は杉山美枝子先生です。 

  先生の優しくて、柔らかい話し方で、10時から午後3時まで御指導して頂きました。

  参考資料を御用意して来られ、日本語の特徴について、私達に色んなかたちで、教えたいとい

  う先生の熱い思いが伝わる研修内容で、日本語について改めて深く考えさせられました。

  今回は新人1名の通訳デビューが有りました。

 

 

上野千鶴子氏講演会(2019.6.29)

高齢社会をよくする女性の会「ホーモイ」主催の上野千鶴子氏講演会。

テーマは「おひとりさまの最期」

市民会館の中ホールは、上野氏の話を聞こうと、早くからたくさんの女性が足を運ばれていました。

人間、生まれる時、死ぬ時は一人だと言うけれど、本当は誰かの手を借りなければ、生も死も完結できない。

死ぬ時は、いろいろな人の手を借りても、すみ慣れた家での「在宅ひとり死」が望ましい。

誰もが最後は「おひとりさま」となって

この世を去っていく。

実例を交えながら、笑いありの興味深い講演会でした。

 

 

男女共同参画講演会(2019.6.23)

男女共同参画意識啓発事業の講演会が6月23日シーモールホールで開かれました。

講師は岡本安代氏、元、鹿児島読売テレビアナウンサー。

2001年 同局の岡本善久氏と 結婚。

現在3男2女の育児と仕事を両立するパワフルなフリーアナウンサーで日本テレビ系「深イイ話」で密着放送された大家族率いるお母さんです。

「言葉のチカラ生きているだけで100点満点」と題し、「言葉の力」について話された。

仕事で取材に行くことも多く、行った先で「すみません、すみません、、」と口癖もあり何度も言っていたがある時から意識して「ありがとう」というようにした。

また家に帰ると忙しくて「ごめんね、ごめんね、、」と繰り返し言っていた。があるときから「あなたがいてくれてありがとう」「助けてくれてありがとう」というようにすると、人の役に立てるのは幸せと思えるようになり、意識が変わりストレスも軽減されたとのこと。ほかにもエピソードを交えながら言葉の持つチカラについて話されました。

会場はチラシでは先着500人とありましたがほぼ満員でした。

 

 

 

6月度現任研修(2019.6.23)

川中公民館、会議室をお借りして、7名が参加。。

 

 始めの約1時間は、パソコンの2人入力の練習。今日は新参会員は私(渡辺)1人で、周りがベテラン揃いだったので 、ぜいたくな学習環境の中、学ぶひとときでした。二人入力はペアを組んでランケーブルでつながり、入力しました。録音資料として、山中伸弥教授の「近畿大学卒業式祝辞」、金子よしえさんの「子ども食堂」のお話を使わせて頂きました。

 

 次の1時間は、手書きの練習でした。

   井田先輩の朗読を、手書きで難聴の方に如何に伝えてあげるか、の練習です。

朗読材料が、難聴の人が普通の大学に学生として入学し、学業に入っていく場合、どのような問題に直面するか、との内容だったので、略字・略号としては、チシ、コミあたりかな、と言った語り合い。そして、パワーポイントをパワポあたりにしては?と。最後に新参の私の作品(?)をOHCにつないだスクリーンで先輩方に見てもらい、さまざまなアドバイスをもらいました。ついでに、速記文字を利用したらどんな感じになるか、昔とった杵柄で私がちょっとデモンストレーションする一幕もありました。

 

 

 

 

第3回要約筆記者養成講座(2019.6.16)

 今回の講座の内容は、第4講の「要約筆記の基礎知識Ⅱ」です。学んだのは「要約筆記の目的」と「要約筆記の三原則」について。講師が具体的な事例をあげながら、説明をしていきました。

 耳の聞こえない・あるいは聞こえにくい人は、外見からでは分かりにくく、コミュニケーションが成立しにくい状況に置かれます。相手の「言っていること」がきちんと伝わるように、音声言語を文字言語に変えて伝達する方法が「要約筆記」であり、「その場で伝わる」ことが優先される必要を学びました。

 このために、「速く」、「正しく」、「読みやすく」という三原則があることを、テキストの内容に沿って、具体的な実際を交えた、説明がされました。

 講義の後、それぞれのパソコンに、要約筆記で使う「IPtalk」というソフトを組み込み、タイピングの基礎を練習するための「美佳タイプ」をインストールしました。

 午後は、午前に学んだテキストの内容にそって、順次、パソコンを使った実習に入りました。ここでは難聴者の講師が読み上げる短い文章を聞き取り、打ち込んでいく実技を何回か繰り返すなかで、「速く」、「正しく」、「読みやすく」の意味をつかんでいきました。

 

 

 

下関市中途失聴・難聴者協会6月定例会(2019.6.2)

6月定例会の通訳をしました。

定例会は、毎月第2日曜日に開催することに、今回決定されました。

友達に呼びかけたり、耳の聴こえについて困っている人にも参加してもらえるような会にしたいとのことです。

難聴になって、下関市難聴者協会に出会うのに数年かかった人もいるようです。

もっと知ってもらうためにも市報などに載せ、常に皆さんの目に留まるようにしたいとのことです。

また、病院や会合で要約筆記者をつけたいと頼んだが、嫌な顔をされたり、断られたなど切実な声もあるようです。

まだまだ要約筆記に対する理解、認知度は低く、私たち要約筆記者も、多くの方に認めてもらえるよう努力が必要だと痛感しました。

 

10月のバス旅行についても、いろいろな案や希望がでていました。楽しい計画が決まるといいですね。

 

 

 

第2回要約筆記者養成講座(2019.6.2)  

 

第2講 要約筆記の基礎知識Ⅰ

【1】 難聴者運動と要約筆記の歴史

【2】 通訳としての要約筆記

【3】 要約筆記事業の位置づけ他

午前中は、下関市中途失聴・難聴協会 伊藤講師と、要約筆記しものせきの東講師が、「要約筆記の基礎知識Ⅰ」難聴者運動と要約筆記の歴史について。午後からは、伊藤講師・要約筆記しものせきの相沢講師・林田講師が要約筆記事業の位置づけ・通訳者としての要約筆記についてと題しての講義がありました。孤立していた難聴者を結びつけたものと、その時代を知り、そして全国組織へと活動の広がりと福祉向上への要求・全国難聴者協会の全国組織の活動状況を知るという内容でした。要約筆記の歴史を知り、要約筆記の誕生からOHP導入に至るまで、そして、要約筆記が全国的に広まってゆく歴史を受講生の皆さんは真剣に聞いておられました。

講座の終了後講師・通訳・受付他関係者で反省会が行われました。

大きな反省点は有りませんでしたが・講座テキストの改定に伴う見直しの重要性、経験を踏まえての分かりやすい説明などが必要であるとの意見が有りました。

今回は新人の方2名の通訳デビューが有りました。

おおむね順調に終了されましたが、これからも継続的な勉強が必要との感想を話されました。

さあ、次回からはいよいよパソコン入力が始まります。受講生の皆さん、共に楽しく頑張っていきましょう。

 

 

 

ふくふくサポートパネル更新(2019.5.29)

 

市民活動センター(ふくふくサポート)の展示パネルをリニューアルしました。

 

要約筆記者になりたい

 

【要約筆記】は、聴覚障害者のコミュニケーションを支援して社会参加、ひいては社会

参画ができるようにする手段のひとつです。

健聴者だけが、社会を変えるのではありません。

私たちの活動は、障害者差別解消法にありますように、障害を理由とする差別があっては

ならない、「難聴者の知る権利」その一助になれるように、会員一同日々努力し、研修に励んでいます。

令和を迎え本年度第1回目の要約筆記者養成講座が5月19日(日)、開講式と共に始まりました。気持も新たに私たち要約筆記者も頑張ります。

令和元年6月2日(日)第2回目の要約筆記者養成講座が開催されます。

まだ、間に合います。「要約筆記者になりたい方」どうぞ要約筆記者養成講座に申し込まれてください。楽しく講座を進めて参ります。「要約筆記者」になりたい方、お待ちしています。

 

 

5月度現任研修(2019.5.26)

 

 夏のような暑さの中、新会員2人を含む会員15名が参加しました。

 始めの1時間は、パソコンの2人入力の練習。先輩会員と組み、わからないことを訊いたり、気がついたことをアドバイスしたりと、熱心に取り組みました。

 「テキストの○○ページです。」を通訳するときの「ページ数」の表記について質問がありました。基本は「ページ」は「P」と大文字全角で表記、数字は、1桁の時は全角、2桁以上は半角、ということでした。ページ数の表記は、全角と半角の組み合わせになることも多く、その入力テクニックも先輩会員さんに教えていただきました。

 

 次の1時間は、手書きの練習でした。

 まずは略字・略号の練習。その後、台本が用意された①~⑤の場面を設定し、それぞれ、難聴者・通訳者・相手の3人に配役され、難聴者に手書きで相手の言うことを伝える、という模擬ノートテイクをしました。

 

①夫の葬儀について葬儀業者と相談

②携帯ショップでの料金プランについて

③会社の面接

④調停委員との離婚調停の書類の確認

⑤受診時の医師とのやり取り

 

 5分ほどの台本でしたが、役者ぞろいで楽しく演じている中、手書きの経験のない会員が通訳者となり、必死で難聴者役の人に書いて伝えました。実際に書いたものを見ながら、経験者が手書きのルールやポイントを説明してくれました。

 筆者には、久しぶりの手書きでしたが、漢字がとっさに出ずあたふた(T T)模擬ノートテイクは初めてでしたが、楽しい上にとても勉強になりました。

 

 現任研修会は、担当理事がいろいろと工夫をしてくれています。おかげで初心者から経験者まで会員同士和気あいあい!!通訳にしばらく出ていないな…という会員さん、まずはこの研修に参加してみてはいかがでしょう(^_^)/

 

 

 

第1回要約筆記者養成講座(2019.5.19) 

 

平成31年度の要約筆記者養成講座が始まりました。

開講式から始まり、オリエンテーション、そして第1回目の講義がスタートしました。

開講式には下関市福祉部理事 内田敏彦様、下関市社会福祉協議会会長 波佐間清様、下関市中途失聴・難聴協会 伊藤由美子様がご臨席され、受講者への激励と要約筆記者への期待のお言葉を頂きました。

オリエンテーションでは、受講や見学の動機を発表し、皆さんそれぞれ何か役に立ちたいとの熱い思いを話されました。

午前は、難聴者の方がパネラーとなり、実体験を話してくださりこのお話が受講者の心に響き、見学者の3名の方も受講を申し込まれ、今年度は7名でのスタートになりました。

午後からは、県立下関南総合支援学校聴覚教育センターの古田先生に講義をして頂きの、耳の仕組みや補聴器での音の聞こえ方などを教えていただき、受講生は真剣に学んでいました。これから全18回の長い講習ですが、7名全員が卒業できるように、共に楽しく頑張っていきたいと思います。

 

 

第11回定期総会(2019.5.12)

第11回特定非営利法人要約筆記しものせきの総会に出席しました。

 

下関市福祉部長安永様、下関市社会福祉協議会常務理事西川様、下関市難聴者協会の信木会長のご挨拶をいただきました。

その中で、特に心に残ったことを書きます。

 

1、要約筆記を必要としている方は、まだまだ沢山おられる。

 

2、地域の福祉を高めることが必要であること。

 

3、人と人とが支えあう町づくり。

 

4、障害の有る無しに限らず、相互に人格、個性を尊重しながら活動できる暮らしやすい  社会になるようにしていかないといけない。

 

要約筆記は途中から難聴になられた方、特に手話がわからない方には必要不可欠です。

その為に、私たちは努力して知識や技術を向上し、耳の不自由な方の耳となり少しでも多くの情報が提供できるようしたいです。

また、新しい要約筆記者を養成することも大切な役目だと思いました。

 

 

ボランティア連絡協議会第4回定期総会(2019.5.12)

 

来賓の下関市社会福祉協議会波佐間会長挨拶では、東行庵に行ったことなどをお話され、なごやかに進行しました。その後の議事では、予算決算に対して、会場からの質問などもありましたが、つつがなく終わりました。

 

交流会では、トップバッターに腹話術師の服部利明さん。かわいい相棒を連れて、冗談を交えながら腹話術を披露され、盛大な拍手が起こりました。

 

マジックショーは、下関マジッククラブの皆さんで、リングやリボンのマジックに始まり、箱の中からは、卵が出て、さらに卵の中からハトが出てきたり…。ハトを箱に入れ、ピストルで箱を打つと、何と!開けたら羽根のストールが出てきました。また、本日は母の日だったので、2人の参加者に風船を贈呈したり、驚きが絶えないショーでした。

 

最後にオカリナ宙さんのオカリナ演奏。いつもは5人だけど、今日は4人ということでした。演奏に合わせて会場全体で合唱。最後に「ふるさと」の歌の手話を練習。3番まで、手話を交えて歌いました。

 

楽しく感動した交流会。なごやかな雰囲気の中、閉会しました。

 

 

身障連総会(2019.5.11)

 

NPO法人下関身体障害者団体連合会の理事会・総会の通訳を行いました。

14時から下関市身体障害者福祉センター 3階 社会適応訓練室で開催され連合会を構成する団体などから14名の参加がありました。

 

議事としては、

30年度の事業報告並びに決算報告。

31年度(令和1年)の事業計画(案)並びに収支予算(案)の審議などが有りました。

事前にいただいていた総会資料を全て(決算資料なども)前ロールにして準備していたことと、リアル入力による通訳の効果もあり、参加の皆様による活発な意見交換、新規の活動の提案なども有り非常に有益な理事会・総会となりました。

 

 

 

4月度現任研修(2019.4.28)

前半 パソコンによる入力練習

いよいよ5月から今年度の養成講座が始まります。

講座のパソコン通訳に向けて、テキストに出てくる【1】、(1)、1)などがズムーズに

出てくるか、「IPtalk」「聴覚障害者」などよく使われる単語は事前に登録しているか

等を確認しました。

また、イチロー選手の引退記者会見のテープを聞きながらの入力では、「Fキー・メモ」に「イチロー/」を登録したり、発言者が変わったり発言者の名前がわからないときは、とりあえず「/」を入れるなどして、ペアで入力練習を行いました。

 

単語登録は「木村拓哉」→「キムタク」のように、

例えば「聴覚障害」→「ちょうしょう」など、自分なりのルールを決めて単語登録しておくと覚えやすいという意見もあり、参考になりました。

単語登録は便利ですが、現場で「なんて登録してたかな?」と慌てることのないように気をつけましょうね。私だけかな?(笑)

 

後半 手書き通訳の練習

まず、略号・略語の確認。そのあと、真ん中に利用者さんが座って両側の二人が交互に手書き通訳をするという設定で練習を行いました。

最近は手書き通訳の回数も減ってきていますが、そういう場面もあると思います。

定期的に手書きの練習を行うのがいいと思いました。

 

 

 

県要約第10回定期総会(2019.4.27)

 

「要約筆記しものせき」も構成員となっている、「特定非営利活動法人山口県要約筆記連絡協議会」の第10回定期総会が、防府市文化福祉会館で開催されました。県健康福祉部障害者支援課、県中途失聴・難聴者協会、県盲ろう者友の会、手話サークル連絡協議会より来賓の方々をお迎えし、ご祝辞をいただきました。

 

その後議事に入り、平成30年度の活動報告や決算、平成31年度の活動報告、予算などの審議が行われ無事終了しました。

 

午後は料理教室での通訳と題して、ティラミスも作りながら、通訳もしながら、の手書き研修が行われ、美味しく楽しい時間を共有できました。

 

 

 

要約筆記体験講座(2019.4.14)

 

新元号が発表され、平成最後となった要約筆記体験講座が「しものせき環境みらい館」で開催されました。

この講座は、

①市民の皆様に「要約筆記」という支援活動を知ってもらうこと。

②養成講座を受講していただき要約筆記者として活動してもらうこと。

を目的に、さらに

③聴覚障がいについて正しく理解してもらうこと。

④要約筆記の利用を増やしていくこと。

なども含め、下関市中途失聴・難聴者協会(以後「下ナ」)と共催で毎年4月に開講しています。

 

今年は、市報やチラシを見て7名の方が講座に来てくれました。要約筆記とはどんなものなのか知りたかった、要約筆記を見る機会があり興味があった、など参加の理由を話してくれました。

 

下ナの皆様からは、「急に聞こえなくなって、どうしようかと途方に暮れていましたが、要約筆記のおかげで助かりました。」「手話がなかなか覚えられないので要約筆記があって助かっています。」と要約筆記の必要性をきかせていただきました。そして「若い人たちには頑張ってもらいたい。」「ぜひ自分たちのサポートをお願いしたい。」と熱いエールもいただきました。

 

体験では、専用ソフト「IPtalk」を使ったパソコン要約筆記、紙に書いて伝える手書き要約筆記(ノートテイク)、タイピング練習ソフト「美佳タイプ」などのコーナーを設けました。難聴者とノートテイクしながら話をしている場面もあり、みなさん真剣に、そして興味津々に会員のサポートを受けながら体験していました。

 

2時間の体験講座はあっという間に終了。早速3名の方から養成講座の申し込みがあり、たいへん嬉しく思っています。

養成講座では、会員も一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします!!

 

☆おまけ☆

体験講座に行ってみたかったな…と思った方、5月19日から始まる養成講座はいつでも見学できます!日時や場所を事務局メールアドレスにお問合わせの上、ぜひお越しください。お待ちしてます(^^)/

 

 

 

ふくふくサポートパネル復活(2019.4.2)

 

市民活動センター(ふくふくサポート)の共有エリアにあるパネルは、指定管理者制に移行のため一次撤去されていましたが、今年度もパネルが使えることとなりました。

とりあえず体験講座と養成講座の募集チラシを貼りつけて再スタートです。

 

 

要約筆記養成講座市報に掲載(2019.3.30)

 

平成31年度の下関市要約筆記者養成講座の案内が市報に掲載されました。

例年と異なり大きくなって、新聞の下部の広告の様な表示になりました。この変更が吉と出るか。

手話奉仕員養成講座も同じように掲載されています。

 

 

3月度現任研修(2019.3.24)

 

今年度最後の現任研修は少し趣を変えて「手書きボード作り」「入力練習」そして今年要約筆記者登録試験に合格した人に下関市要約筆記者証の授与を行いました。

 

手書きボード作り

講師のご指導のもと参加者12人(内小学生2人)。

裁量及び仕上げに必要な道具等準備していただいていたので時間内に仕上がりました。手になじみ携帯にも手子ラオな大きさで、これからいろんな場面でしっかり活用できると嬉しいです。

 

入力練習

講師の読み上げと録音に夜入力練習

4組のパートナーで練習

 

その後今期音養成講座卒業生へ「下関市要約筆記者証」の授与式、お仲間が増えました。よろしくお願いします!

 

 

体験講座を実施します(2019.3.24)

 

 

2月度要約筆記者現任研修(2019.2.24)

 

要約筆記者研修は、初心者にとって、すごく役にたつ技術が学べる機会である。

 2月24日の朝10時から、社会福祉センターで行われた研修会には、要約筆記者試験に合格した人たちも参加し、11人が通訳に必要となる技術をまなんだ。

 前半の1時間は、録音テープを聞きながらパソコンを使った要約筆記で、二人で組になって連携して入力した。話し手が変わると、使う言葉も口調も間合いも違ってくる。なので、多く経験した方がより良い通訳ができる。また、それぞれの話に特有の普段は使わない言葉を事前に単語登録したり、辞書に学習させて最初に出てくるようにしたりすると、より早くなるなどの、先輩の教えは実際的で身に沁みるものだった。

 後半の 1時間は、手書きノートテイクだ。ノートテイクは、同じ時間に再現できる字数は、パソコンよりも少なくなる。そのため、利用者団体とのあいだで定めた略号、略字、略称などを使って時間短縮をはかる。きちんと覚えて、すぐに書けるように練習しておくことや、わかりやすい漢語表現・短縮表現、文末処理も必要なので、日頃から練習することが大事だ、などの注意点を、読み上げた文章を書いていくなかで、指摘をうけながら学んでいった。

 

 参加者は、実際の必要に応える通訳をする基礎的な技術を身につけていくために、要約筆記者研修は必須だと感じ、次の会にも参加したいと語っていた。

 

 

要約筆記者登録試験(2019.2.17)

第5回下関市要約筆記者登録試験が実施されました。

今年の受験者は5名でした。

 

 

要約筆記者登録試験対策勉強会(2019.2.3)

要約筆記者登録試験(2/17)に向けた勉強会が、身障者センター社会適応訓練室でありました。本番さながらに5名の方が模擬試験に取り組みました。

「時間配分が難しかった」「テキストのあの辺に書いてあったような・・」

1年間講座で学んだことを確認しながら、合格に向けて一生懸命勉強しました。

 

 

法人化10周年記念式典・講演会(2019.1.27)

 

私たち要約筆記しものせきは2008年8月にNPO法人として山口県から認証されました。

今年、NPO法人化10周年を記念して海峡メッセにて記念式典と記念講演会を開催しまし。

式典には下関市・下関市社会福祉協議会・下関市中途失聴・難聴者協会・要約筆記筆記サークルヨニマル・NPO法人山口県要約筆記連絡協議会から来賓をお迎えしました。

相沢理事長の法人化後10年の出来事などあいさつの後、前田晋太郎下関市長など来賓の方々からのご祝辞をいただきました。

その後全員で記念写真を撮影しました。

 

休憩の後、山口県中途失聴・難聴者協会で要約筆記対策部長をされている言語聴覚士の緒方啓一さんの「難聴者に生じる心理的な課題と要約筆記の必要性」と題して記念講演がありました。

緒方さんは自身の難聴者としての体験、就職後退社して引きこもりになった話、難聴者は色々な段階で心理的な課題が生じること、そしてそれらをいかに乗り越えてきたかなどとても分かりやすくお話されました。

質疑応答でもやはり、障がいの受容などの質問が多くありました。

 

式典・記念講演にお出でいただいた皆様本当にありがとうございました。

 

 

 

下関市ボランティア連絡協議会30年度交流会(2019.1.26)

 

ボランティア連絡協議会30年度交流会で、「高齢者支援」をテーマに3人の方から発表がありました。

まず、長府包括支援センターの小林綠さん。包括センターの活動の紹介や8050問題、災害時支援体制、ゴミ問題対策などの説明がありました。そして、悩み・疑問・心配ごとなど、ひとりで抱えずにお気軽にご相談をと話されました。

つづいて、下関市認知症を支える会、「キャッチボールの会」の高玉多美子さんが、DVD上映と共に、ご自身の介護の体験をふまえて話されました。

最後は、認知症予防ネット下関の波戸崎みゑ子さんが、「認知症の発病前の予防及び軽症からの引き戻しの取組み」について。「あかるく、あたまをつかって、あきらめない」3つの頭文字A(あ)の「スリーA」のゲーム、「認知症予防ゲーム」を教えてくださいました。1・2・3・4・5 スピードあげて 1・2・3~最後は5です。会場は笑いの渦になりました。

 

 

第18回要約筆記者養成講座(2019.1.20)

 

いよいよ1年の養成講座最終日の学習は、5名の熱心な受講生と、その受講生を熱烈に応援する先輩会員とが集結して10時から始まりました。

第14講は「要約筆記者のあり方」というテーマで県要約筆記の理事長、門田美和子さんが豊富な実地体験談を交えながらしんみりと語りかける如く要約筆記者の倫理的、技術的、社会的など各切り口からお話し頂きました。

午後3時までの講義、受講生はもとより、同席会員の面々も心に響くような研修でした。

 

その後、受講生一人一人に終了証が授与される「終了式」が執り行われ相澤理事長の祝福の言葉がありました。

引き続きの懇親会では来るべき試験に向けての受講生による決意表明や先輩会員からの激励のことばに満たされて、この日の全ての講座は終わりました。

いつものやうに4名の通訳者による通訳も同時進行、スクリーンに表示され、陰の活躍と通訳者自らの技術向上研鑽がなされました。

 

 

障害者防災講演会(2019.1.19)

平成30年度 障害者の理解促進事業研修会

障害者防災講演会

~災害時の障害者支援に大切なもの~

環境みらい館にて

 

全国各地の被災地で、障害のある方を支援されているNPO法人 ゆめ風基金 事務局長の講演会。

 

HUG(避難所運営ゲーム)の紹介があり、参加者がグループを作って体験。

災害時に必要な支援について勉強になりました。

ちなみに、聴覚障害のある方は避難所では各種掲示など文字情報を得ることができる場所への誘導が良いとのことでした。

 

 

下関市成人の日記念式典(2019.1.13)

平成31年下関市成人の日記念式典が開かれました。

今年は明治維新から数えて150年目の節目の年そして平成から次の時代へと移っていく記念すべき年でもあります。

 

オープニングで披露された女性のソロの歌は、のびやかで素晴らしい歌声でした。

男性と女性の新成人の方から「はたちのメッセージ」

市長からは「はたちへのメッセージ」そして「下関市民からのメッセージ」と続きます。

今年の成人式のテーマは、「翔破♯はばたけ未来へ♯平成最後の成人式」

翔破とは、目的地までの長い距離を飛びきる、という意味。

皆さんにとっておめでたい年であるとともに今後の未来に向けて翔破する年、歴史が動く特別な年となり大変思い出になることと思います。

と市長が述べられていました。

 

式典終了後の「はたちの交流会」では、豪華プレゼントが当たる抽選会が行われ、企業から、昨年に比べて倍以上の景品提供があり、番号が発表されるたびに会場は盛り上がりを見せていました。

 

ロビーはにぎやかで、正装した若者たちが久しぶりに再開した友達と喜び合っているかのような風景、特設ブースの前で写メしている姿など熱気があふれていました。

新成人を迎えられた皆様、おめでとうございました。

 

 

 

 

NPO 法人認証10周年記念講演会を開催します(2019.1.5)

 

要約筆記しものせきは2008.8にNPO法人として認証を受けました。

10周年を記念して記念講演会を開催します。