2024年(令和6年)の活動記録
要約筆記体験講座(2024.4.14)
要約筆記者養成講座の申し込み開始(2024.3.28)
3月度要約筆記者現任研修(2024.3.24)
障害者の理解促進事業研修会(2024.3.15)
2月現任要約筆記者研修(2024.2.25)
要約筆記者登録試験(2024.2.18)
下関市中途失聴・難聴者協会2月定例会・新年会(2024.2.11)
1月度現任研修(2024.1.28)
ボランティア連絡協議会交流会(2024.1.27)
第18回要約筆記者養成講座(2024.1.21)
下関市二十歳を祝う会(2024.1.7)
要約筆記体験講座(2024.4.14)
初夏を思わせるような晴天の中、12回目の体験講座を川中公民館で開催しました。
この講座は、
①市民の皆様に「要約筆記」という支援活動を知ってもらうこと。
②養成講座を受講していただき要約筆記者として活動してもらうこと。
を目的に、さらに
③聴覚障がいについて正しく理解してもらうこと。
④要約筆記の利用を増やしていくこと。
なども含め、下関市中途失聴・難聴者協会(以後「下ナ」)のご協力で4月に開講しています。
今年は6人が市内各所から来てくれました。
前半の約1時間は、要約筆記についての説明や難聴者講師による「どうして要約筆記が必要なの?」と題したお話でした。
後半の約1時間が体験で、
①専用ソフト「IPtalk」を使ったパソコン要約筆記
②紙に書いて伝える手書き要約筆記(ノートテイク)
③タイピング練習ソフト「美佳タイプ」
の3つを、2つのグループに分かれて体験していただきました。
初めは緊張感いっぱいの雰囲気でしたが、体験の時間になると、ノートテイクを通して下ナのみなさんと楽しく話しをしたり、パソコン通訳ではスタッフからパソコン通訳について学んだりと、真剣かつ和やかに体験講座が進んでいきました。
最後の挨拶をしていただいた下ナ会長の信木様からは、養成講座への参加のほかに「音声アプリは便利で我々もコミュニケーション手段の一つとして使っている。だけど、被災すると携帯もパソコンも停電で使えない事も多い。ぜひ書いて伝える方法も学んでほしい。」とお話がありました。
体験講座では、難聴について理解を深めたり要約筆記を知ってもらうことができました。
下ナの活動を知っていただくこともできたようで、たいへん嬉しく思っています。
養成講座受講を考えて参加した人もいて、早速3名の方から養成講座の申し込みがありました!!
今年の養成講座は5月19日(日)から始まります。どなたでも受講できます。見学はいつでも可能ですが、その際には必ずお問い合わせいただき日程や場所の確認をお願いします。
ボランティア活動の一つとして、「要約筆記」はいかがですか?
要約筆記者養成講座の申し込み開始(2024.3.28)
3月度要約筆記者現任研修(2024.3.24)
今月の現任研修は、前ロールについての研修でした。
・前ロールの作り方
・IPtalkへの読み取り方
・表出の仕方
縦書きWord原稿を元に様々な設定を行い、テキストデータを作成しました。そのデータをIPtalkに読み取り、読み取った原稿のなきわかれ部分の調整や改行などを行いました。
IPtalkへの前ロール表出には2種類の方法があり、また、前ロールを班全員に送信し連動させる大切さも知りました。
PDFファイルをWordに変換する方法や、時間の都合で実践には至りませんでしたが、PL/BS(損益計算書/貸借対照表)などのExcelデータもWordへ変換して通訳できることを学びました。
利用者さんが読み取りやすいような表出となるように、IPtalkでテスト表出して調整することの重要性も学ぶことができました。
学ぶこと・再認識する内容の濃い研修時間となりました。お疲れ様でした。
障害者の理解促進事業研修会(2024.3.15)
下関市基幹相談支援センター主催による、
「障害者の理解促進事業研修会」が開かれました。
お迎えした講師の方は、障害者のグループホーム、ホームヘルプサービスなど生活支援、
入所施設や精神病院からの地域生活移行など
生きづらさを抱える人が地域で自分らしく
暮らすためにどうあるべきかどんな支えが
必要かなど追及し人間として「自分らしく生きる」ことを大切なテーマとされている方です。
大学を経て現職で幅広くご活躍されており体験談を交えてのお話は現実味があふれあっという間に時間が過ぎていきました。
2月現任要約筆記者研修(2024.2.25)
現任研修が社会福祉センターでありました。
主な内容は、
①IPtalkで表示された通訳内容を携帯電話やipadなどのブラウザーで見る方法。
利用者が移動中や歩きながらでも、手元で見ることができます。
②「Snipping Tool」の学習。
以前、Windows10で扱ったテーマですが、Windows11では更に使いやすくなっています。
③会のホームページの文や画像をワードにとりこみ、いろいろと成形する方法。
展示パネルへの応用に使えそうです。
要約筆記者登録試験(2024.2.18)
下関市要約筆記者登録試験が社会福祉センターで行われました。
1年間の講座が終了して、いよいよ登録試験の日を迎えました。
受験生の健闘をお祈りします。
下関市中途失聴・難聴者協会2月定例会・新年会(2024.2.11)
下関市中途失聴・難聴者協会の定例会は新年会を兼ねて川棚温泉のホテルを会場に行われました。
食事の後は下ナ会長の指導でビンゴゲームの用紙を都道府県名を入れて各自が手作り、続いて県名を書いた紙を箱から取り出し、ビンゴゲーム(豪華:景品付き)で遊ぶなど賑やかな会となりました。
要約筆記者登録試験対策勉強会(2024.2.4)
養成講座修了生が参加して、試験対策に取り組みました。
1年間学んだ、テキストの大事なところをチェックしながら、復習、勉強しました。
2月18日(日)要約筆記者登録試験、合格に向けて、
皆で頑張りましょう。
1月度現任研修(2023.1.28)
社会福祉センター第1会議室にて
①VPN接続
遠隔入力時なぜか何人かがトラブルになるので毎回やろうと言うことになりました。
SoftEther(ソフトイーサー)による接続。不慣れ部分もありましたが前回に比べスムーズにできていた
と思います。
②IPtalk練習
「ワ」訂正で訂正した個所が分かるよう訂正個所を色付けする方法。
また「救急車・地震」対応などの緊急時のテロップでの文字表示などの練習。
③入力練習
1人・2人入力で補聴器及び要約筆記の基本の文を読み上げて打ち込みました。
最後に本日は濃密のある2時間でした。
お疲れ様でした。
ボランティア連絡協議会交流会(2024.1.27)
下関市ボランティア連絡協議会の令和5年度第2回交流会 ~新春一芸大会 2024~
ボランティア活動
「明るく·楽しく·元気よく」笑顔の輪をひろげよう
が下関市社会福祉センター 4階大ホールで行われ、3団体の活動発表がありました。
(1)腹話術
(2)手話ダンス「パプリカ」
(3)舞踊「ダンスホール」
「ソーラン節」
笑いヨガ
他にも、飛び入り出演での歌謡や江戸小咄もあり、楽しいひとときでした。
発表者も参加者も一緒に盛り上がり、会場全体に笑顔の輪がひろがっていました。
第18回要約筆記者養成講座(2024.1.21)
第14講 要約筆記者のあり方
いよいよ最後の養成講座
午前は心構え、倫理を学びました。
倫理要綱について、手話通訳士の倫理要綱を例にして専門職としての知識.自覚についての話がありました。
最後に要約筆記しものせきの宣誓(倫理要綱に相当)の唱和をしました。
午後は山口県要約筆記連絡協議会の門田理事長の長い要約筆記活動から、要約筆記の5つの到達目標、社会福祉従事者として生活問題など抱える個人個人に対応する「エンパワーメント」などのお話がありました。
引き続き修了式がありました。
受講生の皆様、講師、養成講座の運営をサポートしていただいた会員の皆様、Ⅰ年間の講座お疲れ様でした。
下関市二十歳を祝う会(2024.1.7)
令和6年下関市二十歳を祝う会(下関市民会館)
~響け!奏でる未来(あす)へのシンフォニー~
下関市では今年2,141人が二十歳を迎えたそうです。
旧市内では、昨年まで新型コロナウイルス感染拡大防止のため午前・午後の2部制でしたが、今年は一堂に会した二十歳を祝う会となりました。
記念式典では、実行委員の代表4人がこれまでを振り返り、これからの抱負を語り、両親や友人、先生等へ感謝の気持ちを込めたメッセージを読み上げました。そして、前田市長や市民代表の方からお祝いのメッセージが伝えられました。市長はテーマについて触れ、オーケストラは、個々の特性を持った楽器が、その個性を活かしながらお互いに高め合い素晴らしいシンフォニーを奏でる。二十歳の若者たちにもそうあって欲しいと話していました。
式典終了後は、市内の企業店舗から提供された数々のお祝いの品の抽選会が行われ、華やかに和やかに全てのプログラムが終了しました。
このイベントにもずいぶん前から要約筆記がついています。機材や資料の準備など、開催に携わったみなさんが要約筆記について理解してくれるようになったと改めて感じた今回でした。
これをきっかけに、我々の活動に参加してくれる人が増えると嬉しいです。ぜひ一緒に活動しませんか?